九重連山周遊(初日)

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以前、
九重の山を登った時に「あったかくほのぼのした気持ち」になったことをずっと覚えていました。
そして今年に入って、なんだか胸騒ぎがして「九重に行かなくては」という訳のわからない気持ちに駆られ、気が付くと法華院温泉山荘と大分行きの飛行機を予約していたのでした。

三月の三連休。今年の山旅の体力作りとしては最適。天気が良ければ出来るだけ多くのピークを踏もうと思い、入山しました。

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※今回のコースタイムは全く参考にならないと思います。時にはものすごくゆっくり歩いたり立ち止まったり、また長い休憩をしたりしているので。

初日(3/19)
長者原ビジターセンター 12:08→雨ヶ池 13:14→吉部分岐 13:46→法華院温泉山荘 13:59
行動時間 1時間51分(休憩含む)


二日目(3/20)
法華院温泉山荘 7:35→坊がつるキャンプ場 7:44→平治岳の肩(大戸越) 8:30→平治岳山頂 9:05〜9:12→平治岳の肩(大戸越) 9:38〜45→北大船山山頂 10:34→段原 10:38→大船山山頂 10:58〜12:02→段原 12:21→坊がつるキャンプ場 13:11→法華院温泉山荘 13:27
行動時間 5時間52分(休憩含む)

三日目(3/21)
法華院温泉山荘 7:26→白口岳山頂 8:44〜8:56→稲星山山頂 9:22→中岳山頂 9:56〜10:03→天狗ヶ城山頂 10:17〜43→久住山山頂 11:10〜34→久住分かれ 11:50→星生山山頂 12:31〜46→扇ヶ鼻分岐 13:13→牧ノ戸峠登山口 14:03
行動時間 6時間37分(休憩含む)

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初日(3/19)

始発で羽田空港へ。
空港はたくさんの人。手荷物を預けるのにも一苦労。幸い搭乗時間が迫った人用の優先チェックインにて無事に搭乗手続き完了。

ソラシドエア6:35発の便で大分へ。雲は多かったが離陸後、水平飛行に入ってからは安定。ほとんど揺れることなく8:20頃、大分空港に着陸。

大分空港に到着したソラシドエア737−800機(8:25)

予約しておいたタイムズレンタカーで軽自動車を借りる。
牧ノ戸峠までは一般道。意外にも初めて車で通過した別府市内には圧巻。至るところに白い煙がもくもくと。草津温泉のよりも迫力あり。

九重山麓に入ると霧が多く、標高が上がるに連れて細かい雨が落ちてくる。天気予報は午後から晴れると言っているのに・・・・。

AM11時前には牧ノ戸峠駐車場に到着。細かい雨が落ちている(泣)。ここで着替えとパッキングをし、車は駐車したまま、二泊三日の山旅の荷物だけ持って長者原行きのバスに乗る。
実は長者原から入山し下山は牧ノ戸峠に下りる計画を立てていたのだった。長者原には約10分ほどで到着。

牧ノ戸峠駐車場(11:14)

長者原に着くと雨は上がっていた。ありがたい〜。ここでトイレと最終の身支度を済ませ入山。

長者原ビジターセンター前(12:05)

12:08 長者原ビジターセンター出発。
初っ端から道を間違えた(笑)。確かに標識もあやふやなため間違い易いのではあるが。
正解は「ビジターセンターから自然研究路を進み『坊がつる』方面に進めば」OK。
我々はビジターセンターからすぐに一般車通行止めの車道に入ってしまったため遠回りしてしまった。


入山(12:08) ちなみにここから入ると遠回りになる(笑)

最初から遊歩道のような道。傾斜も緩く大変歩きやすい。ゆっくり森林浴しながら歩く。

こけいっぱいの道 (12:26)

木製のハシゴが出てくると徐々に傾斜がきつくなる。しかし、登山というレベルの傾斜ではなくハイキングレベル。

木製の階段出現 (12:49)

しばらく進むと大小の岩が出現したりとようやく山に入っているなぁという感覚にもなる。

この岩を超える(13:10)

そして平らな木道が見えてくるとそこが雨ヶ池(13:14)。
ここは雨の多い季節などは本当に池が出来るらしい。以前、山番組で見たことがある。

真っ白でなんだかわからない雨ヶ池(13:14)

この後も小川を渡ったり、アケビのトンネルを抜けたりと思いの外、楽しい道(でも真っ白)。

そして石畳の道が現れると吉部登山口からの道との合流まであと少し。

石畳出現(13:42)


吉部分岐到着(13:46)

吉部分岐からは「砂利道時々コンクリート道」を歩く。歩きやすいので良いのであるが、轍をみてしまうと・・・・・(笑)。

しばらく進み、おそらく坊がつるを歩いているのだろうと思えるのであるが、真っ白のためよくわからず。またこのころになると細かい雨が再び降ってきた。仕方なくザックにレインカバー装着。
すると急な登りに差しかかり、奥にぼんやりと建物らしきものが見えてくる。実はこれが法華院温泉山荘であった((13:59着)。


早速、受付へ。
我々は一月には予約していたため二日とも個室を取ることが出来た。部屋は別棟の24号室。坊がつるや平治岳〜大船山が一望できるGOODな部屋。
法華院温泉山荘のレポートはこちらへ

法華院温泉山荘に着くやいなや雨脚が強くなり、我々より後に山荘に着いた方々は皆さんびしょびしょの様子。
しかし夕方には天気は回復。坊がつると夕陽で赤く染まった平治岳〜大船山がとってもきれいだった。


山荘前から見た平治岳〜大船山(17:53)

夕食はPM6時から。
山小屋とは思えないほど。美味しいしおかずも豊富。生ビールと一緒にお腹いっぱい食べた。



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16.3.19〜21
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