09年 八重山、宮古の旅(二日目)
二日目の朝も朝日が眩しい。暑くなりそうな気がした。一階のバイキングで朝食後、8:00発の平田観光バスにて石垣港フェリーターミナルへ。
当初の予定よりも一便早い八重山観光フェリー便にて西表大原へ(8:40発)。この船は通常の高速船よりも大きい。その分、安定はしているが、速度がやや遅い。
9:25大原着。港には予約済のやまねこレンタカーのワゴン車がお迎えに来ていた。



1,000ccの赤い車(車種を失念)で出発。西表島東海岸を北上。由布島入口到着。ここで10:15発の水牛車のチケット購入(一人/1,300円)。

この日の日差しもやはり東京では考えらないような強さ。肌を刺すように痛い。今回の水牛ちゃんは真子ちゃんという牝牛。意外と足が速い。遠浅な海の中をゆっくりゆっくり進む。非常に気持ちがいい。




およそ10分で由布島到着。由布島自体、以前は人が住んでいて小中学校などもあったらしいが今は観光用の施設があるのみ。この由布島の中もゆっくりと散策。人工的ではあるがブーケンビリアやハイビスカスなどの花ががたくさん咲いている。この有り余るほどのパワーのある日光を浴びた花々は本当に生き生きしている。笑っているような感じさえ受ける。
約30分間、由布島を散策をした。




11:00発の水牛車で西表島へ。帰りはゆきちゃんという牝牛。さっきの真子ちゃんよりは年を取っているせいかゆっくり。船頭さんのような車頭さん?と呼ぶのがよいのだろうか?年配のおじいさんが三味を弾きながら歌って下さった。非常に味があり、この由布島へ向かう水牛車のシチュエーションにマッチしていた。またこのおじいさん。西表島の識名荘という民宿を営んでいるとのこと。そして何と由布島入口の看板や由布島内の案内標識などをを彫った方らしい。



まだ時間があるため東海岸を南下。南風見田(はいみだ)の海岸へ行く。正直ここへ来てよかった〜!!沖縄特有のマリンブルーの海と白砂はもちろんのこと、ここには人がほとんどいないのである。プライベートではないかと思ってしまうほど、静かでゆっくりできる場所である。膝まで海水の浸かるが非常に温かい。九月だというのに・・・。さすがは八重山の海。ここで残り少ない西表での滞在時間を過ごす。
ここはまた来たいな〜。ゆっくりしてみたい場所である。




大原でレンタカー返却。12:50発八重山観光フェリーサザンイーグル号で石垣島へ。13:25石垣着。



昼食もまだのため、タクシーで石垣空港へ。空港内の「ゆうな」で自分は八重山そば+いなりのセットを注文。期待していなかったが、八重山そばのスープがあっさりすっきりで美味かった。



15:15発のJTA088便で宮古へ。15:45着。宮古島に着くと何だか「帰って来たな〜」と思えてしまう。もうかれこれ、これで5回目の訪問。地元に方々には失礼ではあるが、ある程度勝手がわかっていることもあるのだろう。

今回もオリックスレンタカー。お迎えも昨年と同じお兄さん。
天気予報では曇ってくるとのことあったが、何とか日差しが出ている。宿泊先のサザンコーストにチャックインを済ませるとすぐに金城陶芸へ。ここで両親へのお土産と自分用の湯飲みを買う。ここ金城陶芸の焼き物は個人的には好きである。魚の描かれた特徴ある陶器。食卓にこの絵があると何だか落ち着く。ちなみに我が家のご飯茶碗は金城陶芸製です。

この後は来間島へと向かうことにする。
昨年とは打って変わってマリンブルーの海に架かる来間大橋をゆっくりと噛みしめるように渡り、来間島竜宮城展望台に到着。

う〜ん。これこれ。この景色です!!宮古と来間の間に架かる来間大橋とサンゴで覆い尽くした海とのコラボ。言葉では言い表せない素晴らしい景色。心地よい潮風にあたりながらぼ〜っとさせてもらった。宮古島の晴れた姿を観るのも久しぶりだな〜。


本当は長間浜でサンセットを観ようかと思ったが、今晩は名居酒屋の「ぼうちゃたつや」を19:00から予約してあるのであった。

しかししかし。今回、穴場的サンセットポイントを見つけたのであった。場所の詳細は内緒です(笑)。ただ平良中心部から非常に近いため、手ごろな場所だと思います。


19:00ちょうどに「ぼうちゃたつや」に到着。料理人の雰囲気プンプンのご主人。ショートカットが似合う品のある奥様。そして女性の従業員の計三名で営業されていた。我々は座敷へと案内された。やっぱり店内はいっぱい。なので予約なしの方々をお断りしていたようだった。
ここの料理は・・・。みんなみんな美味い〜!!。素晴らしい〜!!

宮古牛の刺しから始まって、ぼうちゃたつや自家製のがんもどき等々。全ての料理にこだわりが感じられ、非常に満足させてもらった。もう少し早くここの存在を知っていればって思ったのであった。
(ここは義母がごちそうしてくれました。感謝です)。



   自家製とうふ(海水を使用のため何も付けずに食べる)       宮古牛の刺し(めちゃめちゃ美味い)

    自家製のがんもどき(回りはカリッと中はジューシー)         刺身の盛り合わせ

       アーサーのかき揚げ                            特上カルビのグリル

      グルクンの開き(非常に美味い)                       締めはおにぎり

     菊之露VIPゴールドをロックで

帰りは酒気帯びの自分に代わって同行者が運転。

明日は東平安名岬で日の出を観る予定。果たして天気はどうだろうか・・・・・。


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09.9.11