鹿児島県 紫尾温泉 美富食堂
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しび荘さんだけでも満足なのですが、紫尾温泉に来たら絶対に立ち寄ってみたかった秘湯?がありました。
それは美富食堂(今は経営してない?定かではないです)さんの所有する温泉です。

以前、BSで美富食堂の温泉が紹介され、ちょっぴり怖そうな建物に心を魅かれていました(笑)。
この日は幸いにも狭い紫尾温泉街を歩いているとすぐに発見することが出来ました。


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扉を開けてももちろん誰もいません。失礼ながら廃屋かと勘違いしてしまいそうです。薄暗い部屋には空瓶で作った料金箱があり、そこに100円を入れます。




さらに奥へ進むと「入浴中」の看板があり、これを浴室の扉に立て掛けてから、いよいよ浴室内へと入って行きます。

浴室を囲うように作られた木製の階段を下りて行きます。
すると小さな浴槽が2つ。並んでいます。お湯は手前の浴槽のみに掛け流されています。
またお風呂セットがたくさん置かれていたことから地元の方々から親しまれている温泉なのがわかります。


以前観たテレビでは源泉は紫尾神社下から湧く神の湯であると聞いていました。
手前の浴槽の体感温度は40〜41℃くらい。適温です。ツルツル感もかなりあり、良質なお湯です。
何となくですがしび荘さんの神の湯よりも柔らかい気がしました。同じ源泉なのに不思議です。
ひょっとすると温度の関係なのかもしれません。


お湯の臭いはやはり上品な硫黄臭。また画像ではわかりにくいですが、鮮やかなみどり色なのも神の湯と同じ。

雰囲気といい、お湯といい、マッタリしたくなってしまいました。


しかし、車には同行者が待っています。探検?が終わると早々に引き上げます(笑)。




上の湯(神の湯)源泉と同じようなのでしび荘さんに掲示されていた分析表から引用します。
泉質=アルカリ性単純硫黄温泉
泉温=50.3℃ PH=9.4 源泉名=紫尾1号


     紫尾神社(賽銭箱下に源泉があるらしい)              神社内の源泉案内


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怖がりな方にはかなりハードルは高いと思いますが、幸いにも自分のように生まれて一度も幽●を見たことがない人には超おすすめです(笑)。
お湯は間違いなく一級品だと思います。

出来ればもう少しだけ、ゆっくりまったりしたかった。
1人100円で貸切りなんて贅沢過ぎます!(銭湯1回分で4回入浴可能)

この美富食堂という名前からお風呂があるなんて想像出来そうになく、また建物自体も隠れ家的な雰囲気を持っており、個人的なツボにぴったりとハマった秘湯?です。

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15.5.6(立ち寄り入浴)
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