北海道 相泊温泉
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今年の北海道の山旅。初日から登山と行きたいところでしたが、天気がよろしくありません。女満別空港に降り立ったころは北方向には晴れ間がのぞいていましたが、それもぬか喜び・・・・・。

           搭乗した737-800                     到着直後はまだ晴れ間が


            久しぶりの網走駅                    大好きな網走駅のかにめし

こうなったら温泉巡りしかありません。一湯目の川北温泉に向かいましたが道道からの入口付近でで通行止め。土砂崩れのようでした。
廻り道もあるようでしたが、下調べをしていなかったため諦めて日本最東端の温泉と言われている相泊温泉へと向かいました。

道道87号線は初めて通る道なのでワクワクしていましたが、国後島が全く見えず。また思いの外、民家が多くて秘境感はあまり感じなかったです。

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道道87号線沿いにある相泊温泉自体は標識もあり、非常にわかりやすくて公衆トイレまでありました。
また車も数台、置くことが可能。大変ありがたいです。

車を置き、海岸を見下ろしてみると、浴槽にはこの季節でもまだ屋根を付けていて下さっているようでブルーシートが被されていました。




岩場をほんの少しだけ歩き、ブルーシート付きの建物に近づきます。すると男女別に分かれた浴室があります。

そして中に入るとビックリ。簡易的でも造りはしっかり。桶もあり、また脱衣棚まであります。これで本当に無料???

               脱衣棚                         浴槽から見た根室海峡


           脱衣所前から見た根室海峡                脱衣所前から見た出口方面

浴槽は石製。お湯は足元湧出。

掛け湯をしましたが、結構熱いのがわかりました。なので入念に・・・・・。

実際にお湯に浸かると体感温度は44℃くらい。掛け湯を入念にしていたためすんなりと浸かれましたが、それでも自分には少し熱いです。
しかし、浴槽奥の蛇口を捻ると水が出てくるようなのでそれを使って適温にすることも可能かと思います。

お湯の色は出し汁のように若干濁っています。
そして浴槽下には昆布がたくさん沈んでいます。ひょっとして昆布だし?料理に浸かったら美味いかも(笑)。
事前情報で得ていたスノコのようなものは敷いてはおらず、岩剥き出しでした。昆布のせいか、泉質のせいか何かわかりませんが浴槽底はヌルヌルしました。

男性用浴槽

お湯を舐めてみると鉄臭と若干の塩味。この若干の塩味というのが意外でした。海岸縁の浴槽で足元湧出であればしょっぱいと思われますが、一番強く感じたのは鉄臭で塩味はほんのり。


         浴槽アップ あまりきれいでない?              女性用浴室(同行者にもらう)

しかしここからの景色は晴れていれば絶景なのでしょう。目の前には国後島がでっかく見えるだろうし、波が高い時には海水を少々浴びることになると思います。

まさに自然と一体化した温泉。個人的には大好きな温泉です。

ただ、自分が訪れた時はコンディションがイマイチだったのか、もう閉める間際だったのかはわかりませんが、温泉マニアでないと浸かるのは勇気が必要かもしれませんね。
訪れたみなさん。見学だけして帰って行かれました。中には自分に「あなたが浸かっているところを撮らせて」と言ってくる方もいました(笑)

でもこれが無料で味わえるなんて・・・・。地元の方々に心から感謝したいです。


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14.9.12(立ち寄り入浴)

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