……………………………………………………………………………………………………… 笹　ヶ　峰

……………………………………………………………………………………………………… 石鎚山登山の翌日は二百名山の笹ヶ峰に登ってきました。 天気が良くなかったら延期しようかとも考えていましたが、天気予報は晴れ。 眺望も良い山とのことで楽しみにしていました。 ……………………………………………………………………………………………………… ＜行程時間＞ 笹ヶ峰林道登山口　６：２９→宿　７：２２→丸山荘　７：４９→笹ヶ峰山頂　８：４２〜９：１８→丸山荘　９：５９〜１０：１０→笹ヶ峰林道登山口　１０：５６ ……………………………………………………………………………………………………… 起床はＡＭ４時半過ぎ。外は徐々に明るくなってきている。 空は青空。これは期待大。 下津池側の笹ヶ峰林道登山口へは国道１９４号線から細い笹ヶ峰林道に入り、最後の２kmはダート道を走る。他の方のホームページなどでは悪路と書かれているものが多いが、凸凹を通過する際に徐行を怠らなければ普通車でも通行可能。自分もセダンで走行。 だいたい、こんな感じの道を進む この笹ヶ峰林道登山口には駐車場はないがスペースはある。しかし、トイレがないため街のどこかで用を済ませてくるのが良いと思われる。 登山口前にはおそらく８台程度、登山口より少し手前にあるちょっとしたスペースに３台程度の駐車が可能かと思われる。 トイレや水場もない、単なる登山口。 登山口の周辺 登山口 ６：２９　笹ヶ峰林道登山口出発。 （６：２９） 道は意外や意外。整備されており、大変歩きやすい。 あとで聞いた話だと丸山荘のご主人が 私財をはたいてこの道や周辺の山々の緑地化にご尽力されたとのことだった。 （６：３９） （６：５６）　笹ヶ峰山頂付近の稜線が見えた 沢沿いの道をしばらく進むが、滝を過ぎたあたりから高度を上げ、歩きやすい急登を進んでいく。 途中、ロープが垂れ下がっている箇所もあるが、使わなくても歩行可能。 ただ一ヶ所。谷側にロープを設けて滑落しないようにされているところがある。ここだけは注意しないと落ちたらヤバイ。普通に歩いていればまず大丈夫だけど。 （７：００） （７：１３） ７：２２　宿通過。 相変わらず歩きやすい道。 （７：２２）　宿通過 （７：２４） （７：３１） （７：３８） （７：４２） 右手には瓶ヶ森方面が見える ７：４９　丸山荘到着。 丸山荘って昔の学校みたい。味があるし、何だかほのぼのする。また、ここからは笹ヶ峰の山頂付近を肉眼で捉えることが出来る。 理由もなく何だか惹かれる建物。なぜだろう？ とりあえず山頂を目指すために一息ついてすぐに出発。 野原のようなところを過ぎるといきなり急登になる。 最初は樹林帯だか、しばらくすると背の低い笹原をつづら折りに登っていく。 高度が上がるごとに眺望も良くなる。 最初は正面にある沓掛山。次第に西条の街。そして瀬戸内海。さらにしまなみ海道と。素晴らしい眺望。急登であってもこの景色があれば楽しく登ることが出来る。しかし、今日の稜線は風が強い。その代わりにピーカンになってはいるが。 しまなみ海道、今治方面 沓掛山と下に見えるのは丸山荘 新居浜方面と瀬戸内海 そして寒風山との分岐点を過ぎると山頂は目の前。 （８：３６） ８：４２　笹ヶ峰山頂到着。 眺望は半端ではない。 寒風山、伊予富士、石鎚、しまなみ海道と瀬戸内海。沓掛山、ちち山、平家平方面と。 ３６０度の大パノラマ。風は強くて寒いが空はピーカン。 笹ヶ峰山頂（１８５９．７ｍ) 山頂標識としまなみ海道、今治方面 山頂から見た寒風山、伊予富士、瓶ヶ森、そして奥に見えるのは昨日登った石鎚山 山頂から見たちち山〜平家平方面 山頂から見た今治方面 山頂から見た今治、しまなみ海道方面 山頂から見た沓形山と新居浜方面 山頂から見た平家平方面と高知の山々 山頂から見た高知の山々 山頂の祠 一通り景色を堪能したあとはケルンを風避けにして休憩。パン、おにぎり、コーヒーでまったり。でもこのまったりが後々、大変なことに。 山頂の様子 ９：１８　下山開始。 すると左の膝と股関節に激痛が走る。確かに今日、登り始めから少しだけ痛みを感じてはいたが、誤魔化せば、体温が上がってくれば治るだろうと甘い考えを持ってはいたが、ヤバイ。とにかく激痛。膝を曲げることが苦痛。 まずは同行者が持っている膝サポーターを装着。そしてロキソニンを服用。それと絶景。これらが相まって痛みを軽減。 丸山荘に到着すると、登りで抜かした縦走中のおじさんがいた。どうやら足の具合が思わしくなく下山するとのこと。すると丸山荘のおばあちゃんが「あんたたち。車かい？どっちへ帰る？新居浜かい？」と。 松山に向かうと答えたが、主旨はこの足の具合が悪いおじさんを最寄り駅まで送って欲しいとのこと。 もちろんOKした。そしてこの丸山荘からはこのおじさんと３人で下山。 話好きのおじさん。ずっとしゃべっていた。 （９：２３）下山中 丸山荘 １０：５６　無事に登山口に到着。 自分の足が持つか心配だったが、ロキソニンが効いたのか。何とか下山することが出来た。 下山後はおじさんを西条駅まで送り、そして湯之谷温泉に行って疲れを癒し、松山に向かったのだった。 ……………………………………………………………………………………………………… 今回は突然のハプニング（膝の痛み）がありましたが、無事に下山することが出来ました。 この笹ヶ峰は大変登りやすく、一時間も登れば眺望も開けて大パノラマ。 道も明瞭（地図携帯必須ですが）。年を取ってからも楽しむことが出来る山だと思っています。 自分はまたいつの日か、観光ついでに登るのも良いかと思っています。 ……………………………………………………………………………………………………… 　　　　　　　　　　　　　　　　TOP　　　　二百名山登山リスト　 １８．５．５ ………………………………………………………………………………………………………