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黒部五郎岳(折立〜新穂高温泉)
一日目・二日目

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今年の夏休みは予定通り、北アルプスを歩きました。

昨年はありがたいことにも晴れた時の「薬師岳・水晶岳登頂」、そして念願の「高天原温泉に入湯」することも出来ました。
そうなると日本百名山の中で「ガスった山行」の記憶を「晴れた山行」の記憶に変えなければいけない北アルプスの山は笠と黒部五郎を残すのみとなりました。

せっかくの連休を使うのならば・・・・・。選択の余地もなく黒部五郎さんに決定です。
笠さんは来年かな。

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<一日目(8/11)>
折立登山口 7:56→三角点 9:39→五光岩ベンチ 11:07→太郎平小屋 11:53

合計行動時間(休憩・食事等含む) 3時間57分



<二日目(8/12)>
太郎平小屋に停滞
(暇だったよ〜)


<三日目(8/13)>
太郎平小屋 4:38→神岡新道との合流点 6:03→北ノ俣岳 6:10〜17→赤木岳 6:52→中俣乗越付近 7:21→黒部五郎岳の肩 8:57→黒部五郎岳山頂 9:09〜23→黒部五郎岳の肩 9:35〜43→黒部五郎小舎 11:18〜51→三俣山荘方面との分岐 13:05〜11→三俣蓮華岳山頂 13:46〜57→(巻道コース経由)→双六小屋 15:44

合計行動時間(休憩・食事等含む) 11時間06分


<四日目(8/14)>
双六小屋 6:52→花見平 7:45→弓折乗越 8:00〜12→鏡平山荘 8:44〜9:50→シシウドヶ原 10:20→秩父沢出合 11:05〜12:00→小池新道登山口 12:30→わさび平小屋 12:44〜13:30→新穂高温泉ロープウェイ駅 14:24

合計行動時間(休憩・食事等含む) 7時間32分
(かなりゆっくりなので参考外かと)

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今回は初のテント泊を予定していた。しかし、二日間は雨予報とのことで自宅を出る二時間前に小屋泊へ変更。リュックサックからテントと寝袋を取り出して自宅を出発。
でも食料はそのままのため(全て自炊予定)やっぱり重い。

都庁前発23時のまいたびバスで折立に向かう。小型バスだったが前席とのスペースが広い造りため快適だった。折立まで直通なんて世の中便利になったものです(笑)。

途中、三芳・佐久平・名立谷浜・立山アルペン村?で休憩を挟み、折立に到着したのは午前7時前。渋滞を考えるとほぼ予定通りに着いたのは大変ありがたい。

富山地鉄バスからで到着した登山者もいるため、トイレ(大)は大混雑。幸いにも自分は小だけだったので影響は受けなかった。
が、同行者は大変だった。女性用はずっと行列。

登山口でコンビニおにぎり2個を無理矢理食べる。シャリバテと脱水症状だけは絶対に防ぎたい
(自己管理をしっかりやれば必ず防げるはず)

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<一日目(8/11)>
折立登山口 7:56出発。

この日の気温は幸いにも高くないのであるが、とにかく蒸すのであった。三角点まではなかなかの急登なのでゆっくり登るものの重い荷物の影響と樹林帯なのが相まって汗が噴き出てくる。あっという間にタオルはびっしょり。
安全に整備された登山道なのがせめてもの救い。




(8:01)


(8:41)

そういえばアラレちゃんのポスターを発見出来なかった。撤去したのかなぁ。


9:39 三角点通過。
ようやくここから樹林帯を抜ける。風が通るだけでもありがたい。
周りはガスっており景色を堪能することはまだお預け。


(9:39) 三角点通過


しばらく進むと徐々にではあるがガスが取れてきている。眼下には有峰湖も見える。これは期待できるかも。
でもこの頃になると荷物が重いのでペースが格段に落ちる。石畳の急登で長い休憩を取る。


(9:51)お決まりのポールを通過。 これだいい目印になるんです。


(9:54)


(10:29)


(10:49) 眼下には有峰湖が


五光岩ベンチ 11:07通過。
ここまでくれば後は比較的平坦な道。左手には薬師岳小屋も見えるし少し進むと太郎平小屋を見ることも出来る。



たおやかな稜線は気持ちがいい。

(11:11)


(11:26)


(11:45)池塘発見


(11:48) 太郎平小屋が見える


太郎平小屋到着 11:53。




雲は怪しいが徐々にガスが取れて視界が良くなっている。
まずは受付を済ませる。予約をしていなかったのでどこに詰め込まれるか心配だったが、一階真ん中付近の上段。二つの布団で三人が寝るようにとのことだった。

そういえば今日は山の日。あの市毛良枝さんが富山テレビの生中継で来ていたのであった。年齢を考えると非常に若く見える。顔も小さいしきれいだし体型は細いし、やっぱり有名女優だよなぁ。その昔、お嫁さんにしたいNO1女優だったのも頷ける。

外は温かく午後になると視界も良好。折角なので汗で濡れたものを乾かしながら昼食にすることにした。
この太郎平小屋は水場もあって本当に便利な小屋。大変ありがたい。


太郎平小屋から見た薬師岳


太郎平小屋から見た水晶岳〜ワリモ岳・祖父岳と雲ノ平〜三俣蓮華


夕食も自炊のため外で食べた。ちょうどその時、もう一つのテレビ局、北日本放送(この日は二局が取材に来ていた)が生中継。ひょっとすると自分は映ったかもしれない。どっちでいいけど(笑)。





日が傾き始めると天候も下り坂。ガスが多くなってきた。
※夜にはザーザー降りの雨となった。止みはしたものの雨量はなかなか多かった。

今回の目的は晴れた黒部五郎さんの山頂に立つこと。しかし天気予報は曇り後雨。なので明日は雨だったら太郎平小屋で停滞するつもり。
さあ、どうなるかなぁ。

※夕飯は担ぎ上げた柿の葉寿司と味噌汁。やっぱり疲れたときの酢飯は美味い。

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<二日目(8/12)>
朝は夜明け前に起床。空には星も出てはいるが雲が多い。少し様子を見る。
日が昇ると一瞬、晴れ間が出てきた。ひょっとしてひょっとして今日は晴れる???
でも再度、天気予報で確認するとこれから天気は雨へと変わる。そして夜には止むらしい。


(6:19)太郎平小屋から見た朝の薬師岳方面 この時間は晴れている


(6:19)太郎平小屋から見た朝の北ノ俣岳方面 この時間はまだ晴れている


何度も悩んだが直感を信じて停滞決定!
すると予報通り、周りはガスに覆われ、7時頃には本降りになっていた。
太郎平小屋恒例のラジオ体操をやっているころには雨が落ちてはこなかったのに・・・・・。
※そういえば市毛さんもラジオ体操をやっていた。

停滞となれば暇・暇・暇。
結局、担ぎ上げた焼酎を午前中から飲むことに。でも25度の麦焼酎なのでグビグビ飲むと偉いことになる。水で割ってゆっくり飲む。
ちなみに7:30には一旦、チェックアウト。翌日の受付は11時からとなっていた。その間は小屋内を清掃しているようだが、自炊室の掃除が終わったら、そこを使わせていただけた。




二日目も二つの布団で三人が寝ることになった。でも今日は雨。乾燥室は激混みの様子。

この夜、同じ二階の同スペースに宿泊の石川からいらっしゃったカップルさんと知り合いになり、三日目・四日目の行動を付かず離れずで共にするのであった。
彼女曰く、翌日は双六小屋まで行くと言っていたが本当に行くのかな?すごいなぁ。
我々は若くないから全く自信なし(^0^)。場合によっては三俣山荘までにするかも・・・・・。


日没時に見た有峰湖方面に沈む太陽さん


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17.8.11〜14

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