我々が宿泊した「ろばた」のすぐ裏にある。
そのろばたさんでもらった入浴券を入口に設置されているBOXに入れてから入る。
※普通の立ち寄り入浴は大人200円、子供100円。
おそらく改装してそれほど年月が経っていないのだろう。脱衣室も浴室もまだ黒光りしていない。


掛け湯をするが、なかなか熱い。実際に浸かってみるが体感温度は43〜44℃くらいだろうか。
湯船を覗くと湯底にはスノコが敷かれているが、実はこのスノコの板と板の間から温泉が湧き出ているのである。
手前の浴槽付近の管からお湯が掛け流されているかと思いきや触ってみると水。
考えてみればこの川原湯は足元湧出。なので浴槽外から掛け流されているのは当然、水。
湯量も豊富で湯船から溢れるお湯の量はかなりありそう。 質感はガツンとくるパワーのあるお湯でありながらも肌触りは意外と滑らか。
湯花は湯底に少し沈殿しているくらいでそれほどなかった。これはお湯が新鮮である証拠なのだろうか。
自分は蔵王の中で一番好きなお湯がここ川原湯。パワフルだけどマイルドさも感じる不思議な湯。
夜、貸切状態になって入ったら、さぞ気持ちいいんだろうなぁ(翌日も登山だったので早く寝てしまった)。
※夕方は人が入れ替わり立ち替わりだったようだが、日が暮れるとそれが嘘だったかのように貸切状態の時もあったよう。
朝・昼・晩と三度入っても飽きない極上足元湧出泉。

源泉名=川原湯共同浴場源泉
泉質=酸性・含鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉
PH=1.45 泉温=48.1℃
※加水あり・加温なしの自然足元湧出掛け流し。
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