月山登山の後、翌日は蔵王の熊野岳に登るべく蔵王温泉のろばたに宿泊しました。
外見からはお食事処にしか見えませんが二階には客室。そして一階奥には貸切風呂とビックリです。
しかも玄関横には無料の足湯も。
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ろばたは蔵王では有名な川原湯共同浴場の前に位置する。
受付はお食事処で（笑）。宿？というべきであろうかお食事処というべきであろうか。しかし感じは悪くない。
そこで女将さんから嬉しいお話が。宿泊者には共同浴場無料券をお渡ししますとのこと。自分は今回、川原湯・上湯・下湯の三ヶ所を訪れたかったのでありがたく頂戴した。
お食事処奥の階段を上がり二階客室へ。そこまで女将さんが案内して下さった。
何となく過ごしやすそうないい予感が。
 
我々の宿泊した部屋は２０２号室。この部屋はロフト付きで最大で６名宿泊可能のよう。若干、ジンギスカンの臭いがするが気になる程ではない。
＜温泉＞
階段に掛かっている鍵を勝手に取って貸切風呂へ向かう仕組み。もし鍵が掛かっていなければ誰かが入っているということ。予約などはなく空いていればいつでも。
一旦、母屋を出て母屋の縁を伝って進むこと１０ｍ？で湯小屋がある。
そこで鍵を開けて入る。
 
湯小屋はかなりきれいにされている。そして浴室の扉を開けるとビックリ。
人目に触れる部分は天井付近を除いて木で覆っている。もちろん湯船も木製。
ジンギスカン屋さんのお風呂が・・・・あまりに風情のある浴室に驚いたのだった。
手前にはカラン・シャワーそしてシャンプー類も充実。
 
お湯は若干、白濁している程度であるが、青みがかっているようにも見える。
肌触りは思いの外、柔らかくてビリビリした感覚はない。体感温度は４２℃〜４３℃くらい。きっと宿の方がいい塩梅に湯量を調整して下さっているのだろう。
かなり良質なお湯で温度が低くないのとお湯がパワフルなため長湯は出来ない（しない方がよい）が、半身浴と全身浴を繰り返していれば、かなりゆっくり出来そう。
 
パワーとマイルドさを兼ね備えたお湯。そんな感覚が強い。
このお風呂は貸切だし、ゆっくり出来てかなりのお気に入り。
蔵王滞在の間、三つの共同浴場に入ると決めていたため一回しか利用しなかったが、今思えばもったいなかった。
ちなみにこの風呂は「湯の香」という名が付いているらしい。
源泉名＝ろばた源泉（自家源泉）
泉質＝酸性・含鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉
ＰＨ＝２．０ 泉温＝４８．６℃
※加水・加温なしの自然湧出源泉１００％掛け流し。
＜食事＞
温泉も素晴らしいのであるが、ここの食事がまた素晴らしく美味しい。
お米や野菜も山形県産で安全な物をと地産地消にこだわっている。
・夕食はジンギスカン定食＋α。
まずはラム肉。この肉がかなり良質。臭みが全くなくてラムが苦手な人でも自家製の美味しいタレと一緒に食べればきっと満足すると思う。
それ以外にも山形名物の芋煮やホタテの鉄板焼きなど。ビールが進んで参りました（笑）。
 
 
 
ボリュームも半端ではなく、結局は美味しいらしいご飯（お米）を食べるための胃のスペースは残っていなかった。
・朝食
特別なものはないが美味しい。夕食は肉であったが朝食は野菜をふんだんに使ったヘルシー料理。体にも優しい。
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この食事処ろばたさん。
一日三組限定のお宿のようですが、かなりお気に入りです。
美味しい食事と良質な自家源泉を持ち、しかも意外と安価。
女将さんも気さくな感じのいい方で居心地もGOOD。
また蔵王に行く機会があったら間違いなくリピートすると思います。
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