前日は予期せぬ「車で一夜を明かす」ということに・・・・・
まさか幌尻山荘を一泊で切り上げて下山するとは思いませんでしたので。
しかし、鵡川の道の駅は快適でした。トイレもきれいだし。
翌日はノーザンホースパークに行ってG1馬に逢ったり楽しかったです。特にデルタブルースが可愛かった。

手前からデルタブルース、ブランティス、マックロウ
そんなことでゆっくり観光を終えてニセコへと向かったのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
霧で視界は50mあるだろうか。そんな中、車を走らせてニセコ五色温泉旅館に到着。この旅館の敷地内に入るまでこの旅館でいいのだろうか?と疑っていた。そのくらい霧が濃かったのであった。
今日、宿泊する部屋はきれいな本館の角部屋208室。シャワートイレでない洋式水洗トイレ付。テレビは地デジ対応。
霧が晴れて視界がよくなった翌朝、部屋からは先の尖ったニセコアンヌプリが姿を現してくれた。

五色温泉旅館入口 部屋へ向かう廊下

宿泊した部屋 宿泊した部屋から見たアンヌプリ
<大浴場>
以前から存在している浴室のよう。なかなか年季が入っている。一番手前の浴槽の体感温度は41℃くらい。奥の浴槽の体感温度は40℃くらい。
手前の浴槽の方が少し鮮度が良さそうだ。

大浴場前 男性用脱衣所
お湯は酸性がキツイにもかかわらず肌触りがやわらかくトロみを感じる。体にまとわりつくような。同じような泉質のお湯をいくつも体験はしたが、こんなお湯は初めて。ビックリするのと同時に感激。お湯の色は無色透明と言いたいが若干、白濁している。
また、意外と硫黄臭は主張しておらず大人しめ。

大浴場全体(奥が露天風呂)

手前の白濁湯 奥の白濁湯
そして特筆すべきは露天風呂。まずはロケーション。目の前にはニセコアンヌプリが見えるではないか!お湯に浸かる以前にすでに感激です。お湯の体感温度は湯口近辺でも40℃くらい。長湯が可能。
特に霧が取れた翌朝、ずっとこの露天風呂に浸かっていたのであった。お湯も最高。ロケーションも最高で言うことなし。
五色温泉旅館に来てまずはこの露天風呂に入るべし。
幌尻では大変な思いをしたけれど、このお湯に浸かって全ての苦労が吹き飛んだ。

露天風呂入口 露天風呂奥から内湯を見たところ

露天風呂から見えるニセコアンヌプリ
泉質=酸性・含硫黄−マグネシウム・ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉
PH=2.6
<からまつの湯>
リニューアルされたばかりなのだろうか。内湯も露天風呂もかなり新しい。
どちらも大浴場と同源泉と思われる。
新しい分、風情はあまり感じないが、お湯自体はとってもグットである。見通しの利かない夜などにはむしろ明るいこちらの浴室が良いのでは。

からまつの湯(内湯) からまつの湯(内湯)
露天風呂も展望を望めるものではないが、緑が目の前に迫っている作りになっていて、これも気持ちがいい。

からまつの湯(露天風呂) からまつの湯(露天風呂)
<食事>
夕食付きではないプランで予約していたので倶知安のスーパーマーケットでかにめしやら惣菜を買い、持ち込んだ。
朝食は旅館で食べる。7時半から。一階の食堂でいただく。
ごく一般的な食事であるが、この一般的なものか妙に美味い。また北海道って野菜が美味い。一昨日、平取温泉で食べたきゅうりやらサラダやらも新鮮でシャキッとしていて素晴らしかった。やっぱり北海道はいいよね〜。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
温泉宿特有のこっちからアクションを起こさないとずっと放っとかれ状態。ここ五色温泉も同様。でもこんな山奥の温泉宿に来る方々はきっとサービスを求めに来ているのではなく、いいお湯と大自然の中。ただのんびりしたい。きっとそれだけなのだと思います。私もそのひとりです。
またここの旅館の作りや周りの風景がどことなく万座温泉の日進館に似ている気がしました。
久しぶりの北海道。いい温泉に出会うことが出来ました。

湧き出る源泉と旅館全体 そして奥にはニセコアンヌプリ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここを去ったあとは雨に煙る羊蹄山を見ながらドライブ。

うっすら見える羊蹄山(近いうちに登ります(*^^)v)
そして途中、積丹半島付け根の原発で有名な泊村に行き、鰊御殿を見学。一度、こういうところを見てみたかったので満足でした。しかし、よくわからないのですが北原ミレイの歌がずっと頭を巡っていました(笑)。

鰊御殿とまり 鰊御殿とまりの内部

鰊御殿から見た泊の漁港
あっそうそう。原発の資料館前を通過した時にチラッと見ると警備員がたくさんいたような。客はほとんどいないようでしたが何故だか。
何だか不思議な光景でした。何かあったのかそれともあるのか。
雨が強まる中、早めにドライブを切り上げて新千歳空港に到着するが、やはり台風接近により飛行機は飛ばず。
結局、深夜のフライトとなり羽田に着いたのが深夜1時半。
すんごくすんごく疲れました(笑)

時刻変更の表示 飛行機から見た東京湾と東京近郊
|