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別府の湯巡りをするならば、外してはいけないと思っていた温泉。かまど地獄に行ってきました。
普通、かまど地獄と聞くと熱湯がブクブクと湧いている池のようなものを想像してしまいますが、その源泉(かまど地獄三丁目)を入浴にも使用しているとのことです。
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駐車場にはたくさんの車。周囲にはたくさんの人。大盛況です。
入場券売場のおばさまに「貸切風呂は空いてますか?」と聞いてみると小さな声で「空いてます」とのお返事。何故、小さな声でだったかは後で知ることになる(笑)。
それから「制限時間はありますか?」と伺ったところ、おばさまは笑顔で「ゆっくりしていただいて大丈夫ですよ」との返答。
ちなみにこのお風呂は入場券さえ買えば、無料で入ることができる。
なんとありがたいことか。
早速、鍵を借りて入口すぐの(場所はシークレット(笑))湯小屋へ向かう。
鍵を開けると生活感漂う脱衣所。しかも大変キレイにされている。
そして浴室の扉を開けると・・・・。乳白色ブルーと表現したら良いのか??入るのがもったいないと思わずにはいられない綺麗なお湯が浴槽に張られている。
浴室自体は少し大きめな家族湯と言った程度の大きさ。
もちろん使用していないがシャンプー類も置かれている。
生活感たっぷりのお風呂。
後で知ったのであるが、オーナーさんの私物を一般開放しているとのこと。本当にありがたい。
お湯は浴槽内から少しずつ掛け流されている様子。
最初は熱かったが、かき混ぜると適温に。体感温度40℃くらいまで下がった。
ちなみにこの浴槽の蛇口は勝手に触ってはいけない。あくまでもオーナーさんに任せないといけない。もちろんもらい湯だから勝手に加水してはいけないし、おそらくかき混ぜれば適温になるとは思う。
テイスティングはしなかったがお湯の匂いがなかなか。鼻を近づけると薬品臭を感じる。またメタケイ酸が豊富なせいなのかお湯がまったりとしていてツルスベ感もある。
意外や意外。かなりお気に入りのお湯である。
同行者は美肌の湯とわかると顔にお湯を塗りタグっていたのは言うまでもない(笑)。
またトイレがすぐ横にあるため、浴室の窓を開けていると臭う(笑)。
回避方法は簡単で、窓を閉めて備え付けの換気扇を回す。それだけで快適な浴室になる。
もちろんお風呂から上がったらカビないように窓を開けて出るのがマナーだけど。
実はかまど地獄の入口付近、お土産売場、各々かまど地獄周辺、そしてこのお風呂に入っている間。ずっと隣国の言語が飛び交っていた。ここは日本?と思ってしまうほど。
フードコーナーは案の定、ゴミを散らかしっぱなし。残念ながら「ゴミ箱に捨てる」という思考がないのだろう。
だから受付のおばさまが小さい声で話をしていたのかなぁ?(笑)
彼らにこの温泉の存在が知られると・・・・・・・・・。
お風呂から上がった後は額から吹き出る汗を拭いながら、かまど地獄を見学したのであった。
かまど地獄の源泉に浸かることが出来るなんて贅沢の極みです。
お湯も素晴らしいですし、またお邪魔させていただきたいです。
源泉名=竃地獄
泉質=ナトリウム-塩化物温泉 PH=7.4
湧出量=測定せず(掘削200m自噴) 泉温=86.4℃
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17.6.11
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