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九州温泉の旅以来、久しぶりに旅に出ました。今年は体験したこともないような大雪に見舞われたりとなかなか遠出することが出来ませんでした。
今回は自宅のパソコンにHPをずっとブックマークをしていながら訪れていなかった平治温泉逢友荘へ宿泊してきました。
でもその前に・・・・・・。
そこで使用されている源泉と同じものを使用している平治温泉共同浴場にお邪魔してきました。噂だと逢友荘よりも源泉から近いためにお湯が素晴らしいとのこと。
楽しみ〜。
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万座・鹿沢口駅から国道144号線を大前方面へと歩き始める。
地元の方々の気持ちとしてはあまりこの温泉を宣伝して欲しくないようなので(以前、マナーの悪い人がいたらしい)、場所を特定出来るようなことは書かないようにしたいと思います。
でも我々がすぐに見つけることが出来たのだから、見つけようと思えば必ず見つかると思います。
国道を歩くこと約10分。この国道から伸びる未舗装(この日は雪解けでぐちゃぐちゃ)の細い道を進むこと100mほどで小さなプレハブ小屋に出逢う。
その建物が平治温泉の共同浴場。一見、温泉には見えない。何かの倉庫か建設現場の仮事務所のように思えてしまう。
平治温泉共同浴場 浴場入口
扉を開けると料金箱があり、そこに200円を投入。
ちょうど我々と入れ替えに出て行かれたご夫婦が同行者に「貸切ですよ〜」と言っていたらしい。
時間によっては混雑するとの情報があったのでこれはラッキー。
脱衣所は狭くてカーテンで仕切られているだけ。いかにもジモ専。
男性用脱衣所 男性用浴室(扉を開けた直後)
そして木製の扉を開けると。
THEジモ専と言いたくなるような雰囲気の浴室。プラスチック桶がいくつか置いてあるのがありがたい。当然ながらカランなんぞはない。
かけ湯を入念にして浴槽に体を沈める。
最初の感覚はグット!いいお湯ということはすぐにわかった。
お湯を手ですくって鼻に近づける。はっきりと感じ取れるがそれほど主張の強くない鉄臭とほんのり甘い温泉臭。ほとんど無色透明。
体感温度は湯口付近で41℃。湯口から離れると40℃くらいとのんびり湯浴みには最適な温度。
湯口 湯口付近から浴室入口を見る
飲泉をするがやはり鉄臭が鼻からす〜っと抜ける。そして炭酸泉特有の苦味も少々。
肌への当たりはペタペタ感が強い。もっといい表現をするとしっとり感。
また湯口付近にいると細かな泡が体毛に付着してくる。しかし思いの外、泡の量は多くはない。
しかし、この温泉。ジモ専という言葉がピッタリ。
湯船の中以外は全て木造と思われる。ちなみに湯船中は石製。
結局、地元のおじいさんが入ってくるまで貸切でこの湯を楽しんだ。やっぱりジモ専だから長く居座るのが申し訳なくなってしまって(笑)。
このあとは万座・鹿沢口駅付近まで戻り、今日の宿泊先である平治温泉逢友荘へと向かったのであった。
なお、温泉分析表は見当たらなかったです。
以下は同行者からもらった女性用風呂の画像
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