９月１２日
もう最終日。今日はゴックさんでなく若手の男性ガイドさん。名前は忘れた（爆）。日本語があまり上手ではないので、会話の成立しないことが多々あった。しかい一生懸命にガイドされていたので好感は持てた。
ＡＭ８：００。ホテルロビー出発。この日の午前中は昔ながらのベトナムの村を保存している「ドゥンラム村」への観光。
ここへはハノイから西へ約５０ｋｍの距離。ハノイ市内を南下。高速道路に乗り西へ。しかしベトナムの高速道路は怖い。逆送するバイクや自転車。それに逆送歩行をしている人もいる。よく事故らないなあって感心する。
高速道路を下り、ベトナムっぽい道を進む。この日の運転手さんは運転が怖い(笑)。前の遅い車を追い越す際にかなり無茶をして追い越す。対向車が来ているが強引にやる。ガイドさんに聞くと「このくらいは普通です」というが我々には絶叫コースターに匹敵するほどの恐怖が付きまとう。
また、この付近には「ＳＵＡ」（Ｕの上にハット記号）の文字がやたらと目に入る。どの看板もそう。ガイドさんに聞くと牛乳という意味だそう。この辺は牛乳の産地らしい。
ＡＭ９：１０過ぎ。ドゥンラム村に到着。田園の広がる田舎町である。とってものどか〜。まずはよくわからないお寺とお墓を見学。ガイドさんの説明がイマイチわからず、聞き流してしまった。しつこく聞き返すのも悪いですから。
 
この後は整備されたドゥンラム村へと入る。昔ながらの街並みを保存してあるらしいが、何処となく自然な感じではなく造られた感がある。
この村で使われている赤いレンガには無数の穴が空いている。別名「ハチの巣」というらしい。確かにハチの巣のように無作為に穴が空いている。
この日はかなり気温が高く、歩くと汗が噴き出てくるが、最終日。一生懸命？見学。実際に現在も使われている民家や昔から残っている民家を見学。説明があまりわからず、また初めての土地がゆえに何を聞けばいいのかも当然わからず、雰囲気を味わうことで終わってしまったようだ。もっとゆっくりと見学したかったなぁ。出来れば自由行動で。
しかし雰囲気を味わえただけでも良しとしたいと思う。
 
 
 
ＡＭ１１：００過ぎ。ドゥンラム村を後にする。途中、スコールのような大雨が降ったがすぐに止む。
ＰＭ０：３０頃。昨日、ゴックさんに教えてもらっていたフォーの美味しい店「ＰＨＯ ２４」到着。ここでガイドさんとはお別れ。ハノイ市内はパラパラと雨が降っており、天気が心配。
早速、店内へと入る。メニューは英語でも表記されていたため、少し安心。ここで牛肉入りのフォーを注文。価格は確か、５０，０００ドンくらいだったような。それとベトナムコーヒーも合わせて注文（これも５０，０００ドンくらいしたような？）。
味は・・・・。なかなか美味い。特にあっさりスープがお気に入り。牛肉は和牛にはかなわないが、臭みはあまりない。別皿の盛られているもやしやライムをお好みに合わせて入れて食べる。パクチーが超苦手の自分にとって、別皿にされているのは大変ありがたい。
ベトナムコーヒーもフォーに負けず劣らず、濃くて美味かった。コンデンスミルクの入ったグラスに濃〜いコーヒーを注いで飲む。すると甘苦いコーヒーが口いっぱいに広がるのである。
 
PHO24外観 店内の様子
 
牛肉入りフォー ベトナムコーヒー
この後はホテルニッコーまで徒歩で散策〜ハノイ大教会〜ハノイ駅などなど。残り少ない時間を徒歩で過ごす。いつも思っていることであるが、その街を知るにはゆっくり徒歩で回ること。これが一番よい。時折、降ってくる雨で服が濡れてくるが、それもいい思い出。
最後の夕食は・・・・・。考えたあげく、またまたPHO２４でフォーを。何となく最後もベトナムの庶民的な食事で締めたかったから。
ＰＭ８：００にガイドのアイさん？（記憶があいまい）がお迎え。この方はびっくりするほど日本語が上手。訛りもほとんどなく、若い日本人がよく使う「超○○」という言葉を巧みに操る。スゴイ。
ノイバイ国際空港に着くやいなやスゴイ人の数。アイさんに聞くとベトナム人は海外に行く際、家族総出でお見送りをするらしい。しかしそれだけでなく、ソウル行きの大韓航空とベトナム航空。我々の搭乗するＪＡＬ成田行きとベトナム航空の成田行き。ほぼ同時刻に出発するのである。
買い忘れの無いようにお土産を買い足し、足つぼマッサージを２０分ほどやってＪＡＬ７５２便で帰国。
途中、四国上空で観えた、尖った室戸岬がとっても印象的だった。
 
ドリンクは梅酒を 機内食のおかゆ
ＡＭ６：３０過ぎ。成田空港到着。ここからはＯＮライナーでゆっくり帰宅。バスの中では爆睡してしまった。
ハノイの印象は・・・・・。大好きな街です。今までニューヨーク、バンコクなど数カ国の都市に行きましたが、一番住みやすそうなのがハノイです。
ベトナムの人ってガイドのゴックさんのような、とっても親切で優しい人が多い気がします（たまたま出会った方々がそうなのかもしれませんが）。
そして何よりも「人間臭い」・「人と人との距離が近い」。これが最大の魅力です。
機会があれば、ぜひとも再訪したいです。
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