岡山県 湯の瀬温泉 藤井旅館
所用で岡山へ行ってきました。

所用を早く済ませたら・・・・・温泉です!

しかし時間もあまりありませんでしたので湯の瀬温泉と小森温泉の二ヶ所を巡ってきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

扉を開けてもだれもいらっしゃらず、中へ入って大きな声で数回、呼ぶとようやく奥から奥さまが出て下さった。入浴料600円を払い、右手の浴室に向かう。玄関より一階下がったところに浴室は位置する。
昔ながらの古い温泉宿をリニューアルしたような感が強く、非常にきれいにされている。

          藤井旅館前                           藤井旅館玄関

脱衣所は三人同時に着替えるといっぱいになりそう。

            浴場前                              脱衣所

浴室は石製の浴槽と木造の壁。非常にきれい。すでに二名の先客が湯浴みされていた。お湯は若干、白く濁り気味。お湯の体感温度は42℃ほど。湯面には垢がたくさん浮かんでいた。一緒に入っていたじいさんと話をしたが、宿の方の話しによると湯花とのこと。しかし、どうみてもどう考えても人間の垢だと思うのだけど・・・・。やっぱりその話にはどうも納得が出来ないので一生懸命、桶ですくって浴槽から出した(笑)。

             浴槽アップ                           湯口アップ





湯の肌触りはヌルヌル。非常にGOOD。しかし巷で言われているほど、硫黄臭は感じなかった。ほんのり程度であった。
ここは源泉温度が低いため加温しているらしいが素晴らしいことに循環や塩素投入は行っておらず、浴槽についている蛇口を捻ってセルフ掛け流しに出来るようである。しかし、この日は他にお客さんがいらっしゃったため自分勝手な行動は控えさせていただいた(泣)。
ただこの日、自分が入浴していた際に浴槽に投入されていた湯量をみてみると毎分200ccくらい?のような。ほんとうにチョロチョロと・・・・・。
ならば掛け流しとは言えない量だなぁ。だって浴槽からお湯が放流されている様子を確認することが出来なかったくらいだから。

なおカラン・シャワーは4基あり。石鹸は置いてあるがシャンプー類はないので洗髪される場合は持参した方がよい。

帰り際、女将さんらしき方がわざわざ表に出てきて見送ってくださった。

泉質=アルカリ性単純温泉 泉温=27.1℃ PH=9.3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は何となく不完全燃焼気味だったが暑い時期に温度の低い源泉をドバドバと掛け流したら、さぞ極上湯になるのではと思えて仕方がない。今日はたまたま、お湯のコンディションが悪かったのであろう。
平日の昼の時間にあのお客さんの入り方を考えると人気の程がうかがえる温泉なので、きっと名湯なのだろう。

自分もいいお湯だと感じたかったなぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



                     TOP    入湯リスト 



2013.4(立ち寄り入浴)