霧島山(高千穂峰)二回目
約4年前。同行者と一緒にこの高千穂峰の頂を目指しました。この時、同行者はハイキング程度の経験はあるものの登山というものは初めての経験であり、半べそを掻きながら何とか山頂にたどり着く事が出来たのでした。ハッキリ言って大変でした。何度引き返そうと思ったことか・・・・・。しかも御鉢の途中で。

しかし、その「半べそ登山」がきっかけで今や北アルプスや南アルプスも登るようになってしまいました(笑)。そういった意味で我々にとってこの「高千穂峰」こそが登山を始めるきっかけになった山。日本中のどの山よりも最も思い入れのある山です。
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高千穂ビジターセンター登山口 AM9:40→御鉢頂上通過 AM10:42→鳥居通過 AM11:00→高千穂峰山頂到着 AM11:24→高千穂峰山頂出発 PM0:00→鳥居通過 PM0:11→霧島神宮古宮址着 PM0:49→高千穂ビジターセンター登山口 PM0:56

行動時間合計 3時間16分(休憩・散策時間含む)

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妙見温泉田島本館を出発し、高千穂ビジターセンターへ。ここでは駐車料金410円を払う。しかし水洗トイレあり水場あり自販機ありと至れり尽くせりでとっても便利。
すでに田島本館を出発する前に着替えていたので、トイレだけ済ませて高千穂峰登山口出発(AM9:40)。

高千穂峰登山口&古宮址入口

今回も前回同様、古宮址を通らないコースから進むことにする。当然ながら、古宮址へは最後のお礼をするためとっておく。

非常に整備された、スニーカーでもOKな道を登る。やっぱり我々も成長したのだろう(笑)。息切れがしない。以前とは違うぞ〜。

出発してまもなくの遊歩道

AM10:03。 
森林限界付近通過。ここからはとうとう砂地を登る事になる。前回は右ルートを通ったが、今回は左ルートを選択。これっていつものクセで一度通った道を通るのはあまり面白くない性格がそうしている。左ルートは御鉢頂上の少し手前まで急斜面の砂地を登ることになる。

森林限界手前の道(奥の山が御鉢)  (AM10:03)

最初は楽勝に感じたが上に上がっていくに従って斜面が急になってくる。それと同時に砂で足元が緩いため滑る滑る〜。ずっと足を取られながらの登り。思いのほか手こずる。
それでも下界は絶景のため、景色を楽しみながら進む。噴火して煙をモクモクと吐いている桜島。そして昨日、登らせていただいた韓国岳〜中岳。と〜っても気持ちがいい。

砂地獄のような登山道(右側の岩ゴロゴロの方が登りやすい)  (AM10:17)


砂地獄登山道から下界を見る(左端に見えるのは噴煙を上げる桜島)  (AM10:25)


砂地獄登山道から登りやすい右ルートへ進路変更したところ(AM10:31)


砂地獄登山道から岩ゴロゴロルートへ進路変更中(一番奥の高い山は韓国岳、手前が新燃岳・中岳) (AM10:32)

そんなことで、何となく登っていると通常、皆さんが登られる右ルートに合流。そして御鉢の火口と高千穂峰山頂付近とご対面。やっぱり、この景色って素晴らしい。それと思い出深い。前回はヒーヒー言いながら登ったのであるが、今回は気持ちのいい汗をかかせていただいた程度での登山。成長したものです(笑)。

御鉢付近から噴煙を上げる桜島をアップ


御鉢の中(AM10:42)

御鉢の縁(馬の背)を歩くのはまた格別。散歩のような感覚でゆったりとこんな絶景を拝めるなんてとっても幸せ!。
とってもとっても温かい気持ちになってくる。あ〜あ。気持ちいい〜よ〜。

御鉢の縁(馬の背)を進む。奥の山が高千穂峰(AM10:47)


高千穂峰へ迫る(AM10:56)


御鉢と奥に見える桜島(AM10:56)



高千穂峰山頂を目視で確認(AM10:58)

AM11:00 鳥居到着。ここからはあと一息。細かい砂の登りで足を持って行かれ易いが、道を上手く選べば木で作られた階段や湿気で締まった箇所も多々あり、登りやすい。
最後の登りは噛みしめるようにゆっくり登る。

高千穂峰鳥居


高千穂峰山頂までもう少し


AM11:24 高千穂峰山頂到着。
四年ぶりの山頂。山頂からの景色はあの日と同じ「ピーカン」。とってもとっても感慨深い。違うのは疲労度が全く今回の方がない(笑)。黄砂の影響でか、若干はもやっているようだが、かなり遠くまで見通すことが出来る。大自然に感謝いたします!!!本当にありがたい。
今日も360℃の大パノラマを拝むことが出来る。こうなると気分は絶好調。広い山頂を何度も回り、絶景を目に焼き付ける。

高千穂峰山頂


御鉢を振り返り、見る奥に見えるのは串木野方面


三角点と中岳〜韓国岳


宮崎県小林方面


御池方面


都城方面


高千穂峰山頂到着 PM0:00出発。
下りは早い。富士山の砂場走りかと思うくらい砂地の箇所を選んでザクザク進む。しかし、今回の登山は七分丈のズボンだったため靴に石コロが入る入る。とはいうもののあっという間に下山。御鉢から下は登りで使った道を下りたため早い早い〜。

鳥居手前付近にて(PM0:10)


御鉢馬の背から韓国岳方面を見る(PM0:18)

PM0:49 古宮址到着。
ここは霧島神宮の古宮址である。何だかやっぱりここは神聖な場所である感が強い。凛とした空気が漂っている。ここを訪れる人々の思いがそうしているのか、元々そういう場所なのかは分からないがタダものではない空気を感じる。
礼拝所で二礼二拍手一礼をし、無事に登山出来たことと素晴らしい体験が出来たことに感謝した。

古宮址から御鉢方面を見る

そしてPM0:56 高千穂峰登山口到着。

高千穂峰登山口とビジターセンター駐車場

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やっぱりこの山は我々にとって特別な山です。今回の登山で更にそう感じました。
とにかくカッコよくって気持ち良くって大好きな山。体力が続く限り、今後も登りに来たいと思います。


高千穂ビジターセンターから見た御鉢

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13.3.16
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