山梨県 瑞牆山 登山
週末は晴れるとの予報。急遽、登山に出かけました。比較的、難易度の高くないと言われている瑞牆山に行ってきました。
(今回もマイカメラは修理に出しており、画像は全て同行者の1万円カメラにて撮影)
まだ薄暗い朝、自宅マンションより眠い眼を擦りながら秩父方面を観るとはっきりと山影を望むことが出来る。う〜ん。今日は登山日和。AM5:30自宅出発。中央道で若干混む箇所もあったが、ほとんど影響はなく進む(後でラジオで知ったのだが、あと30分遅ければ渋滞に巻き込まれていたようだった)。
須玉ICを下り、増富ラジウムラインを進む。今回は気分を変えたく、黒森側から入る。時折、瑞牆山が顔を覗かせ気分が高まる。


AM8:30。瑞牆山荘前に到着。標高1,520m。ここのすぐ上にある無料駐車場に車を止める。駐車場は大きく、60台くらいは止められそう。


瑞牆山荘横の比較的きれいなトイレ(チップ制100円)で用を済ませてAM8:49。瑞牆山荘出発。
広い登山道。子供用ハイキングコースのようなとっても歩きやすい道。でも一瞬だけ。すでにところどころ大きな岩が点在しており、このことからも、ここ瑞牆は岩の山ということがうかがえる。

AM9:06。木製の階段通過。ここから急に傾斜がきつくなってくる。一気に息も上がってくる。


しばらく平凡で急な道をつづら折りに登って行くと尾根に出る。すると目の前には瑞牆山がどっか〜んと現れる(AM9:16)。てっぺん右側が山頂。左側が大やすり岩。


ここを右へ進み、再びそれほど傾斜のきつくない道を進む。すばらく進み、傾斜がきつくなってきたところに水場がある。そこから約1分で富士見平山荘到着(AM9:31)。出発から42分。まあまあのペース。テントが5〜6張くらい張られていた。ここでトイレ(チップ制50円)。噂よりはきれいであるが、ハエがすごい。


10分ほどの休憩の後、出発。ここでは金峰山への登山道との分岐点でもあり、若いアンちゃんがすごい勢いで登って行った。
ここからは石のゴロゴロした登山道。しかもせっかくここまで稼いできた標高を払い戻し?(下る)のである。何ともったいないことか。左手には瑞牆山の石群がますます近くに観える。
下のほうから徐々に水の音が聞こえてくる。そしてかなりの急な勾配をしばらく下っていくと沢に出る。この沢を渡ると、再び登り道へとなる(AM10:09)。


ここからが本番。大きな岩の横には木製の階段。ここを過ぎると〜。ロープあり、濡れた岩場あり。それほど大変でもなく、難易度も高くはないが、何しろ疲れる。ここからはずっと急斜面の岩ゴロゴロの道。全くペースがあがらない。









そんな道を40分くらい登り続けると上方に大やすり岩が観えてくる。この瞬間、少し勇気付けられる。しかし観えたと言ってもまだまだ先。そのうち視界も段々と開けてくる。南アルプスの山々が一望。とっても気分がよい。


AM11:04。ようやく大やすり岩の横を通過。でも先はまだあるんだよなぁ。段々大きくなってくる岩群の間を縫うように登る。




AM11:32。ここで急な登りも終わり。山頂まで10分の標識。しかし〜。ここからはちょうど北側にあたり日陰部分。下が凍っているのである。当然、アイゼンなど持ってきてはいない。仕方なく最後の踏ん張り箇所。慎重に進む。ここからもロープあり、梯子ありとなかなかハード。それでもゆっくり進めば大丈夫。


AM11:41瑞牆山頂到着。岩だらけの山頂だが思いの外、広い。おそらく30名くらいはここ山頂で休憩している。っていうよりみなさん飯タイム。
ここ山頂からの景色はみごと!!西方向には裾野がとっても美しい八ヶ岳。南方向は北岳に代表される存在感十分の南アルプス。東に眼をやるとまた雪の残る金峰山、そしてその左には雲に隠れた富士山。
この日の山頂付近にはほとんど風がない。平均するとおそらく風速2〜3m程度だろう。早速、お湯を沸かしてカップラーメン。3分待って山頂で食べるのはこれまた美味い。カウンターで食べる寿司に匹敵するほど(笑)。


でも下を見ると絶壁。少し怖い。お尻がふわふわする感覚。


















PM0:21下山開始。もう少しゆっくりしたかったのではあるが、富士見平までトイレがないからさっさと下りないと膀胱が〜(笑)。
凍った道は登りよりも怖い。しかしゆっくり進めば問題なし。


下りはスイスイ。っていっても岩がゴロゴロ、急斜面で何度か足首を挫きそうになった。そうは言っても息が上がらないのが楽。

PM1:54富士見平山荘着。トイレ休憩に後、ここからはあと少しのため、周りの景色を楽しみながらゆっくりと下山。

PM2:28瑞牆山荘到着。下りはあっという間だったなぁ。


この瑞牆山。登りは思いの外、ペースが上がらず、しかも体力を奪われる。痩せるためにはとっても効果のある山だと思います(笑)。
いやいや、山頂からの景色も素晴らしくて、とっても楽しい山です。




帰路は増富温泉経由で進む。増富の湯に入ろうかと思ったが、どうしても入りたい温泉があった。それは韮崎旭温泉。何年ぶりだろうか。これで入湯三回目。

この日は比較的空いておりゆったりと入浴できた。建物や周りに景色だけでなくアワアワの源泉も健在。ドバドバともったいないくらいの掛け流し。変わったことと言えば以前より若干、温度が高くなったかな?(入浴料が100円UPの600円になったことも・・・)。でも石英閃緑岩の影響でエメラルドグリーン色をしたお湯は極上湯そのもの。何度入ってもレベルが高い(画像は以前訪問時に撮影)。



帰りの中央道は小仏トンネル手前で若干混んだものの圏央道経由で帰ったため、ストレスなく帰宅。


                     TOP   登山リスト 




10.5.15