奥塩原新湯温泉 むじなの湯

以前何度か立ち寄り入浴させてもらった湯荘白樺から国道を隔てて、向かいの長い階段を下りると共同浴場であるむじなの湯に到着する。
 

プレハブで出来たような建物であり男女別に浴槽が作られている。入口のBOXに入浴量300円を入れ中へ。脱衣所も浴槽も木造で風情がある。

お客さんがいらっしゃったが、断りを得てシャッターを切らしてもらった。そして早速、湯船に浸かる。こりゃ〜なんだ〜!!石油臭がスゴイぞ〜。ここは確か強い硫化水素臭がするはずであったが…。確かに硫化水素臭はするがそれよりも数段、石油臭が勝っていた。お湯の色は白濁。温度はやや熱めの42℃くらい。酸性なのに思ったほどキシキシ感はない。ちなみのここの湯は湯船の奥にある岩から自然湧出しているらしい。手を入れてみたがよくわからなかった。
  
このむじなの湯。気持ちいいとかよくないとか言う前にクセになる湯である。あの石油臭さが忘れられない。また嗅いでみたい…。そんな気分になる。
またこのお湯に入ると何故だか疲れる。疲れが表面に出てくると言うべきか、好転反応と言うべきか。上がった後はグタっとしてしまう。よほどパワーのあるお湯なのであろう。

H19.11.17/H20.1.6(立ち寄り)
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