岩手県 松川温泉 松楓荘
峡雲荘に宿泊した際、せっかくなので立ち寄り入浴してきました。ここ松楓荘までの道のりは楽ではなかった。吹雪で頭は凍るし前は見づらいし。約10分で到着。ここの建物はまたまた風情がある。古びた木造の造りで「万座温泉豊国館より築年数が短いだけ」といったような感じだ。入浴手形を見せ中へ入る。(ここのフロントは愛想が良くないです(爆))






早速、同行者と別れここ一番の名物である「岩風呂」へ向かう。宿泊施設の建物とは離れており松川に架かる吊橋を渡ってマリヤ像のようなものが埋め込んである岩に突き当たり、そこを右に折れ、木造の階段を10段くらい下りたところが岩風呂。なかなか面白そう。





脱衣所は棚が少しだけ作られているだけの非常に簡素なものである。早速、お湯に浸かる。温度は熱め。肌に少しだけビリビリ感がある。温度が熱めだからであろうか?PH5.0なのでそれほど酸性度がきついわけではないので。お湯の色は白濁でやや青みがかっているがなんとなく薄い気がする。まったり感がない。また硫黄の香りは若干する程度。お湯を舐めるが鼻から硫黄臭はほんのりと抜ける程度でとりあえずは飲めそう。湯の花も浮いてはいるがそれほど多くもない。源泉口からはドバドバお湯が流れ出ておりお湯自体は新鮮なのだろう。温度が熱いため「肩まで浸かる→足湯→肩まで浸かる→半身浴」を何度も繰り返す。この岩風呂、洞窟の中にあるため非常に珍しく面白いがお湯自体はまあまあと思える程度。結局20分くらいで出てしまった。





続いて露天風呂に向かうが人が多く服も脱がずに出てきてしまった。内湯も同様。仕方なくまた岩風呂へ戻る。ここから約30分程度入っていたがほとんどの時間が貸切状態。脱衣所が外にあるため他のお客さんは敬遠しているのだろうか。しかし好都合。ゆっくりと堪能することができた。



熱い湯にかなり浸かっていたため少々疲れた(笑)。一旦、休憩をする。同行者は17時から岩風呂が女性専用になるのを待ち構えており、17時ちょうどに岩風呂へと向かった。自分はやっと空いた「露天風呂」へ。う〜ん。景色が最高との評判も聞いていたが大したことはない(爆)。お湯の温度は岩風呂よりこちらの方が低く、長湯をするにはいいかもしれないがお湯の質自体は岩風呂と変わらない。10分程度浸かり出てきた。一応、内湯を覗くがまだ人がたくさん(泣)。仕方なく敬遠する。するとちょうど同行者も岩風呂から上がり出てきた。やはり熱いため長湯は出来なかったとのことだった。


ここから真っ暗になった雪道を戻り、無事に峡雲荘に帰還した。街灯も当然なく吹雪がすごかったため少し恐かったなぁ(爆)。そういえば峡雲荘のご主人に「16:30には暗くなるからそれまでには帰って来た方がいいよ」と言われていたが無視してしまった。

ここ松楓荘。週末だったせいか、混んでいる印象がありゆっくりできなかった感が残った。宿泊で訪れればまた違った印象があるのだろう。機会があれば宿泊して、ここのお湯をゆっくりと堪能してみたい。







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7.2.3(立ち寄り)