群馬県 万座温泉 万座ホテル聚楽

AM7:45大宮発の草津1号にて出発。前夜、指定席を取っていたのがよかった。意外と混んでいた。空は快晴。あいかわらず赤城山、榛名山が間近に見える。非常にいい気分。AM9:59万座・鹿沢口到着。ここまでくると少しだけ天気雪が降っていた。AM10:13発の西武高原バスに乗る。このバスで万座温泉へ向かうのであるが、万座ハイウェーの料金所を過ぎた直後から、道路には薄っすらと積雪が…。まだ11月というのにびっくりである。表万座付近までくると普通の積雪にかわる。AM11:02に終点である万座ブリンスホテル前到着。ここまで来ると回りは銀世界。さすかに標高1,800mであるがゆえに寒い。この寒さで久々に耳が痛くなる。

ここからは積雪で歩づらい道を10分進む。すると万座温泉の一番奥にある「万座ホテル聚楽」到着。一番奥と言ってもプリンスホテルのお向かいに位置する。ちょうど湯畑から続く谷を挟んでぐるっと反対側に回った場所にある。ここ聚楽は奥万座にある法性の湯という湯を使用している。万座で有名な苦湯や姥湯とは違う源泉である。なので非常に楽しみであった。

受付に着くとAM11:20。まだ時間があるがフロントにもう入ってよいか聞いてみた。するとPM0:30から受付とのこと。えっ?。HPに休日、土日はAM11:30からと書いてあるため、そのあたりを突っ込んだ。すると偉い方?が出てきて「今、至急準備しておりますのでもう少しお待ちください」との返事。結局11:50分に受付することが出来た。やっぱり聚楽ってB級ホテルだよなぁ。お詫びの仕方がとにかくイマイチ。「申し訳ありません」の一言が全くなかった(入浴料は1人/1,000円)。

フロントは4Fにあり、一階下がった三階の一番奥に風呂がある。男女別に内湯と露天風呂がある。脱衣所に入ると当然ながらだれもいない。清掃が行き届いて非常にきれいである。

そして内湯へ。浴槽は大きく15人くらいは入れそう。檜だろうか?木製の湯船は風情がある。そして湯に浸かる。う〜ん。ここも気持ちがいい〜!万座の湯にしては不思議なくらいまろやかである。肌への刺激が少ない。少しスベスベ感さえも感じる。お湯の色は白濁。やや青く見える時もある。お湯の温度は40℃くらい。早速、湯口から流れ出るお湯を舐めてみるとやっぱり酸っぱい。しかしまったり出来る湯である。硫黄臭はそれほどきつくはなく、ほんのり程度。湯船の縁に頭を置き、目を瞑ってゆっくりと浸かる。心身が洗われていくようであり、また自然のパワーを注入されているようでもある。何時間でも入っていられそう。

続いて露天風呂へ。外はやっぱり寒い。6人くらいは入れそうな木製の湯船に早速浸かる。内湯よりも温度が高く42℃くらいだろうか。白濁は内湯とは違い、透明に近い。それだけ新鮮な湯なのかもしれない。確かに内湯湯船の大きさに対してのお湯の投入量よりも露天風呂のそれの方がはるかに多い。ここも気持ちにいいお湯。外気は非常に冷たいため湯当たりしづらい。空気も凛としていて身体がす〜っとする。前方には雪化粧された荒々しい山肌と白い煙を吐き出す空吹が間近に見えるので景色も非常によい。ここでもまったりと至福の時を過ごす。途中、地元のおじさんが入ってきて、色々と話をさせてもらった。見た目は少し恐そう(笑)だったが気さくないい方であった。

結局1時間。ここのお湯を堪能させてもらった。上がった後は身体がポカポカ。同行者も満足な様子だった。ここからは散歩がてらまたまたプリンスホテルまで行き、中にある喫茶店でケーキセットを食べる(840円)。

※同行者から女性用内湯と露天風呂の画像をもらいました。女性用には露天風呂が二つもあり羨ましい。
07.11.23(立ち寄り)

TOP     入湯リスト