群馬県 草津白根山

四阿山に登ってきましたが、天気予報にものの見事に裏切られました(笑)。また超甘いコースタイムのため不完全燃焼。近くの山は・・・・・。
ありました!白根山です。久しぶりに強烈な硫黄の香りを嗅ぐのも楽しみ。早速、車を走らせました。

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白根レストハウス出発PM0:56→逢ノ峰山頂PM1:09→本白根スキー場リフトPM1:20→中央火口の入口PM1:43→本白根山遊歩道最高地点PM2:07〜PM2:14→本白根山展望所PM2:35〜PM2:42→鏡池PM2:56→
白根レストハウス到着PM3:42
行動時間 2時間46分(休憩時間含む)
※このルートは景色が良かったため、かなりのゆっくりペースでした。

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白根レストハウス駐車場は思いのほか混んでいた。410円を払い駐車場の中へ入るものの誘導員のような方がいないため車を止めるのに苦労する。標高が高い(約2,010m)せいか、かなり寒い。

PM0:56白根レストハウス出発
今回の登山は本白根山へ向かうため、何度か行ったことのある湯釜とは逆方向、弓池方向へ進む。すると逢ノ峰という小高い山がある。迂回ルートは帰りに通ることにしてとりあえずここを登る。ずっと木で作られた階段。段差もちょうどよく登りやすい。特に息が切れることもなくゆっくりゆっくりと登る。しばらく進み、ふと後ろを振り返ると白と茶色に変化した、植物を寄せ付けないぞと言わんばかりの荒々しい山々を望むことが出来る。おまけに空も晴れてきて山肌の白色が妙に目立ってきている。何だか地球じゃないみたい。絶景です!!今まで湯釜には何度の行ったことがあったが湯釜を遠目から見たのは初めて。新発見です。でも湯釜の中は見ることが出来ませんでした・・・・。

逢ノ峰山頂への道(PM1:01)


逢ノ峰山頂への道から湯釜方面を見る(PM1:05)

PM1:09逢ノ峰山頂通過。
この山頂からは下り。そういえばこの下りの道に人間のう○こがあった。しかもそれほど時間が経っていないと思われる。色々とご事情はあるかと思うが、遊歩道上の人が踏みそうな場所でわざわざしなくても(笑)。しかもティッシュではなくて少し土を掛けてあげれば土に還りやすくなるのに。下りも木の階段。段差がこれまたちょうどいい。

逢ノ峰山頂からの下り(PM1:10)

あっという間に本白根スキー場リフト乗り場到着PM1:20。
ここもコースタイムが超甘そう。天気が良くなってきたことなのでこの山歩きは周回コースで楽しむことにする。まずは時計の逆周りで進む。スキー場を突っ切り、登山道?遊歩道に入る。ほとんどの箇所が木道になっていて登山と言う感覚がない。まさにハイキング。たまにはこういうのもいいかもって思う。途中、すれ違うおじいさんおばあさん連中からは「この先は風がものすごく強いから大変だよ」と脅されたりもした(笑)。見通しはあまり良くないがルンルン気分で進むとやがて視界がブワ〜っと開ける。

本白根山スキー場(PM1:20)


遊歩道(PM1:40)

ここが中央火口。この中央火口が目に飛び込んできた瞬間が素晴らしかった。何ともいえない威圧感というか雄大さというか。画像ではなかなか表現出来ないのが残念だが、とってもとっても素晴らしい景色。この中央火口の縁に作られた遊歩道を歩く。まさに至福の時だなぁ。知らず知らずのうちに歩みを止めてしまう。

中央火口(PM1:49)


中央火口上の展望所をアップ(PM1:51)

そのまま進むと尾根伝い出る。そしてこれから進むべく方向の右手には人だかりが見える。どうやらそこがこの遊歩道の最高地点らしい。整備された安全な道をゆっくり進む。目に前には浅間山や妙義山らしき名山が顔を出してくれた。

さあ、最後の直線?。それほどきつくない傾斜を登るとピークに到着。

最後のラストスパート?ってほどでもない。一番奥が最高地点(PM2:00)

ここが本白根遊歩道最高地点(標高2,150m)PM2:07着。
ここで笑ったというか残念と言うか、悲しいのが最高地点の標識が倒れていたのである。木製なので腐ってしまったようである。周知の事実かと思いますが現在も、本白根山山頂(2,171m)には登山禁止となっています。この最高地点からの景色は180℃の絶景。本白根山〜湯釜方面〜本白根山中央火口が一望である。

無理矢理立てた標識。奥に見える岩は展望所(PM2:08)


右手の山が立ち入り禁止の最高峰。標高2,171mの本白根山(PM2:09)

しばらく、景色を楽しんだが、もっと景色の良い展望所なる場所があるらしく、早速そこに向かうことにしたのである。青い空に様々な形をした雲。相変わらず風は強いので吹き飛ばされないように進む。

展望所に向かう下山道(PM2:14)


展望所に向かう下山道から浅間山を望む(PM2:17

中央火口縁から右へ木製の階段を登り切ると展望所がある(PM2:35着)。
そこは先ほど見た中央火口縁にあるゴツゴツした岩場の天辺に位置する。ここからの景色は360℃の絶景!!草津の街〜妙義山〜浅間山〜本白根山〜湯釜と。午後のためどうしても薄いガスがかかってしまってはいるが素晴らしい景色である。ここも「労せずして絶景」が拝める百名山ではないかと思う。

展望所到着。奥に見えるのは湯釜(PM2:38)


展望所から草津の街方面を見る(PM2:39)


展望所から浅間山方面を見る(PM2:39)

もうここからはゆっくりと駐車場に戻るしかない。途中、鏡池を通ったが立ち枯れした木々に囲まれて何だか寂しそうな場所。そこからは一気に下る。

鏡池(PM2:56)

下り過ぎではないかというくらい下るとようやく標識が現れる。左に行くとロープウェー山頂駅。右へ行くと殺生方面。当然我々は左へ。比較的平坦な遊歩道を進む。

そしてPM3:27。本白根スキー場リフト乗り場通過。
帰りは逢ノ峰を登らず、車道(迂回路)を歩く。迂回路はくねくねしていて意外と距離がある。

そしてPM3:42。白根レストハウス駐車場到着。
久しぶりに全く緊張のしない登山?っていうかハイキングでした。でも景色は最高に素晴らしい。四阿山は天気に恵まれませんでしたが、こちらはその分を取り戻すかの如く非常にいい天気になりました。ありがたい限りです。

このあとは当然ながら温泉です。しかも大好きな万座温泉です。久々がゆえに少々興奮気味です(笑)







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12.10.14