焼岳登山の後、このまま帰るのは汗臭くって、ちょっと・・・・・。バスや新幹線で迷惑をかけそうです。
宿泊先の西糸屋山荘へ荷物を回収する道すがら、上高地温泉ホテルの前を通るため、日帰り入浴させてもらいました。
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やはり夏休み。上高地界隈はすごい人。家族連れやらカップルやら。温泉ホテルの前にもかなりの人が屯っていた。
受付はホテルの受付とは別で売店横の一番端にある。ちょうど無料の足湯と清涼飲料水自販機の横から入って行く。
その清涼飲料水自販機群の一角に入浴券の券売機があり、そこで二人分を購入(一人/800円)。
リュックなどの大きな荷物は入口の棚に置く仕組み。貴重品はロッカーへ。
この日、男性用は「焼の湯」という浴室になっていた。
やっぱりホテルらしく、何から何までとっても清潔。
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<内湯>
浴室には大きな内湯が一つ。透明で無味無臭のお湯が浴槽二ヶ所から掛け流されている。源泉が高温のため加水されているようだ。
カラン・シャワーも当然あり、シャンプー・リンス・ボディソープもありで至れり尽くせり。
体感温度は40℃くらい。この季節のこの時間。ちょうどいい温度。アルカリ単純泉に加水のためか、特徴を感じることは出来なかったが、非常にさっぱりするお湯であった。
登山後の汗を流すには十分なお湯である。
なお源泉は上高地1号泉、2号泉を使用している様子
・1号泉 泉質=単純泉 源泉温度=42.4℃ PH=7.9
・2号泉 泉質=単純泉 源泉温度=73.1℃ PH=7.8
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<露天風呂>
この上高地温泉ホテルで特筆すべきお湯は露天の源泉100%掛け流しの樽湯。
ここ露天風呂には大きな浴槽がひとつ。そして樽湯が二つ。手前にある樽湯は加水されているが、奥の樽湯は源泉100%掛け流し。
まず、大きな浴槽については内湯の浴槽に注がれている源泉と同じものと思われるので少し浸かって樽湯へ。
手前の樽湯は加水されているようなので奥の樽湯へ直行。
お湯の色は薄黄色に濁っている。太陽光がお湯に差してきて妙にきれい。体感温度は42℃くらい。匂いを嗅ぐと何とも何ともハッキリとした鉄臭が・・・・・(*^^)v
決して下品なほど主張するわけではなく控え目に。でもしっかりとした鉄臭が感じ取れる。まさか上高地でこんな良質なお湯に浸かれるなんて。
(ここ上高地には江戸時代からすでに温泉宿があったらしい・・・・最近まで知らなかった(笑))
お湯の質感は那須の弁天温泉に似ているかな。
しばらく浸かっていると少しだけ泡付きもあり、心地の良い湯浴みとなる。
・3号泉 泉質=単純泉 源泉温度=45.2℃ PH=7.2
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さすがは上高地という高級リゾート地のため宿泊料金は安価ではないが、いつの日か穂高に登った後に宿泊してみたい。
登山の後にこんな良質のお湯に浸かってゆっくりして帰宅。何とも贅沢です。
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13.8.12(立ち寄り入浴)
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