大雪山 旭岳

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今回の山旅の行程上、出来れば昨日のうちに旭岳には登っておきたかたった。しかし、姿見駅付近は風速20m前後の強風らしくロープウェーが動いたのは結局、PM3時くらいだったらしい。
我々も昼前までは待っていたが、諦めて宿へと向かい、翌日に出直した。

しかし、その翌日(今日)は雨。昨日は風が強かったが雨はほとんど降っておらず視界も良好。なんてこったい(笑)。でも一応、旭岳の山頂には行っておきたい。
そんなことで雨の中、ロープウェーで姿見駅へ向かったのであった。

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姿見駅出発 8:03→姿見の池 8:18→七合目 8:50→八合目 9:06→九合目 9:23→旭岳山頂 9:33
登り行動時間(休憩時間含む) 1時間30分

旭岳山頂 9:46→八合目 10:04→姿見の池 10:36〜48→(噴気活動展望台・夫婦池経由)→姿見駅 11:11
下り行動時間(休憩時間含む) 1時間25分


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8時03分。姿見駅出発。
とにかくガスが濃く、また時折強く降る雨が体に刺さる。

(8:07)

しかし、遊歩道を歩いている途中、シマリスちゃんに遭遇。ちいちゃくて動きは早い。写真を撮るのも大変。

シマリスちゃん(8:08) 動きが早くて上手く撮れなかったのが残念

あっという間に姿見の池に到着。ガスった中に浮かぶ青白い池が幻想的。
しかし、このあたりはジェット機のような音を出して吹き上げる硫化ガスがここは火山だということを教えてくれている。

姿見の池到着(8:18)

ここからは富士山に似た登山道。急登もあるが、手を使うような箇所はなく晴れていれば絶景なんだろうなぁと思わせてくれる道を登る。

またこの旭岳には●●合目の標識と標高が標されており、今の現在地を把握しやすい。

(8:25)


(8:42)


(8:50)


(9:15)


(9:23)

この天気のため、風の強さはなかなか。特に9合目を過ぎると風は一段と強くなる。久しぶりの強風体験。いい意味で勉強になる。

(9:25)


(9:30)

9時33分。旭岳山頂到着。標高2,291m。北海道最高峰である。
山頂はかなり広く広場のよう。
しかし、風雨が強く、カメラのレンズには水滴が付きっぱなし。拭いても拭いても一瞬のうちに水滴でいっぱいになる。

レンズに水滴が付いてなんだかわからない旭岳山頂標識

ここで札幌から来たという若者二人と意気投合。一緒に写真を撮り合った。最後は四人で(笑)
二人とも明るくて爽やか青年だった。


全く晴れる様子もないため下山開始。9時46分。

下りは早い。大小の岩がゴロゴロしているが、足を置くところは平らなところが多いため、順調に下山。

(10:21)

10時36分。姿見ノ池に到着。時間も時間だけに沢山の人。ここまでは軽装でも来ることは可能だなぁ。
ここでオソウシ温泉鹿乃湯荘で作ってもらったおにぎりをいただく。
山専ボトルに入れたお湯で溶かしたカフェオレもうまい。

観光客でいっぱいの姿見の池に到着(10:36)

ここからは登りとはコースを変えて噴気活動展望台、夫婦池経由で下山。

(10:56)


(11:06)

晴れていればきっと絶景なんだろうなぁ。と思える道。

11時11分。姿見駅到着。
ガスが濃くて上にいても展望は望めないと判断。
すぐにロープウェーで下へ。

さあ、明日は長い長いトムラウシ登山。早く宿に帰ってゆっくりしよっと!

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この旭岳には天気に恵まれず展望ゼロでした。なのであまり感想はありません(笑)。日本百名山完登というためだけに山頂を目指したような気がしてます。

やはり北海道最高峰。絶好の天気の時に登りたいものです。

ただ、コースは安全に整備されていて登山初心者には非常にいいコースだと思いました。

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15.9.20
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