巻機山登山の後はお決まりの温泉入浴です。
全身は汗でグショグショ。早くすっきりさっぱりしたいです。
巻機山からは国道17号線を南下。湯沢の街中に入る手前を右折。しばらく進み、さらに右折。そしてかなり急な坂をカーブしながら登ると山の湯がある。
ロッジ風のおしゃれな建物。入浴券を買い(一人400円)中へ。

浴室手前には畳敷きスペースやベンチもあるため、夫婦やカップルで来ても待ち合わせには困らない。
脱衣所は簡素であるが、洗面所あり、ドライヤーありと最低限の備品は置かれている。
浴室は想像していたよりも大きく、カランが四基。シャンプー、ボディソープも置かれている。
浴槽は端にあり、2m×4mくらいの大きさ。この浴槽に加温・加水なしの源泉100%のお湯がドバドハと掛け流されているのである。
体感温度は43℃くらい。思いの外、熱く感じる。一見、無色透明で特徴がないかと思いきや品のよい硫黄臭が鼻に抜ける。また肌触りも素晴らしくシルクをイメージさせるような滑らかなお湯。
温度がもう少し低ければ長湯は可能であるが、この温度だとそうもいかず。半身浴と全身浴を数回繰り返しながらこのお湯を満喫する。
お湯から出るとお肌はスベスベ。これなら化粧水なんぞ必要ないでしょう。

泉質=単純硫黄温泉 源泉温度=43.4℃ PH=9.6
帰宅後、いろいろと調べると近くにある高半と同じ源泉を使用しているらしい。これで納得。実は山の湯に浸かっている間、「このお湯。高半に似ている。場所が近いからかなぁ?」という疑問がずっと湧いていたが、同じ源泉ならそう思うのも当たり前である。
最近、湯沢は循環式の温泉が多い中、この山の湯は本当に貴重な存在ですし、お湯も素晴らしい。
また、再訪したいと思います。
|