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何となくアワアワぬる湯に浸かりたくなってしまって。
快晴の中、久しぶりに山梨県の山口温泉へ行ってきました。
ちなみにこの山口温泉の名の由来は・・・・・「山口さん家」だからだそうです(笑)
山口さん家のブドウ畑を掘ったところ、何とそこから温泉が出てきたらしいのです。
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受付開始はAM9:00から。一番乗りで入浴料(500円)+休憩料(500円)=1,000円を払う。休憩とは二階の大広間(休憩室)を一日中、使用することが出来る。持ち込みもOK。
まずは二階に進み、一息ついてから、いざ入浴!

山口温泉玄関前 山口温泉内部(手前が男湯 奥が女湯)

二階休憩室 休憩室から見た南アルプス方面
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<内湯>

脱衣所 脱衣所内の掲示物
内湯の貼り紙を読むと毎分686リットルが自噴しているとのこと。また、加水・加温・なしの源泉100%掛け流し。この時点で、すでに心は興奮状態。
浴室の扉を開けるなり、スゴいミスト。浴槽がボヤけて見えるほど。この時点でも掛け流しの湯量が半端ではないことが想像出来る。
早速、お湯に浸かるが体感温度は37℃くらいだろうか。この季節にしては風邪をひいてしまわないかと思える温度。しかし、これは杞憂に過ぎなかったのが後でわかるのであった・・・・。
湯船に浸かって30秒もすると体全体が泡まみれになる。やっぱりここの炭酸は半端ではない。そのまましばらく放置していると細かな泡が合わさって大きな泡となり、背中を伝って地上に出てくる。これがくすぐったいのであるが、何故だか心地よい。
お湯の匂いはほとんど無臭であるが、甘い石膏臭と硫黄臭をすこ〜しだけ感じた気がした。
またお湯の色は若干、黄色がかっている。

浴室全容(浴槽手前の白く濁った部分はアワアワな場所)

湯口 左の白い帯は泡の集合体
ドバドバ投入される源泉湯口からお湯をすくって飲泉すると鉄臭が一番強く目立つ。しかし、嫌みのある程ではなく心地よい。
湯口から目を追っていくと「泡の白い帯」が浴槽の縁を伝って端っこまで伸びているのがわかる。う〜ん。芸術品!
このお湯はあまりにも気持ちが良すぎて長湯するのは当たり前。それよりも寝てしまいそうになるほど心地よい。しかも、浸かった直後は風邪をひきそうかと思えたほどぬるく感じたが、浸かっているうちに体の芯からポカポカと温まっているのがわかる。 まるで魔法のようなお湯である。
<露天風呂>
この季節。やっぱり外は寒い。ここの湯使いも内湯同様に加温・加水なしの源泉100%掛け流し。しかも、湯口は二ヶ所。
しばらく浸かっていると内湯と同じように全身に泡が付着はするが、内湯よりはかなり大人しい。内湯が混んでいる時には露天もよいとは思うが、この日はそれほど混んではおらず、ほとんどの時間を内湯で過ごした。

露天風呂全容
泉質=ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉
泉温=41.6℃ PH=7.65
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やっぱり山口温泉は素晴らしい名湯です。
温度といい、泡付きといい、こんなに気持ちの良くなるお湯はなかなかないと思います。
ここは日帰り専門のため、甲府近辺の安宿に連泊し、毎朝山口温泉に行って夜に帰る。そんなことを考えてしまいそうです。
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