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民宿うなぎ湖畔は集落の上部に位置する。
受付では女将?が対応くださった。食事処もこの建物にあり、夕食もここで食べる。
宿泊は別棟で「宿泊棟」があり、我々はその建物の2Fの角部屋。


トイレは共同で簡易水洗。きれいにされている。
自分が調べた結果?、この鰻温泉集落の家々はどこも汲み取り式のようである。
<内湯>
昔から存在しているであろ古いの湯小屋にある。

脱衣所はあまり広くはないが風情がある。 浴室の扉を開けると昔ながらのコンクリート剥き出し。
浴槽は析出物でコーティング?されている。

 湯口からはちょろちょろと熱い源泉が掛け流されている。
析出物が茶色のため、鉄泉かと思いきや後で分析表を見ると単純泉。しかもお湯からはほんのりと硫黄臭。
かなり良質なお湯。
区営鰻温泉では感じなかった硫黄臭を感じることが出来たのは感激。
両泉は近い位置にあるのにもかかわらず似ているようで似ていない。
体感温度は40℃くらいだったが、前に入った方が水を入れていた場合はもっと低いかもしれないし、誰も入っていなければもっと熱いかもしれない。

<露天風呂> 内湯からさらに奥へと進むと鰻池を眺める形で造られている。 以前は混浴だったらしいが、今は浴槽真ん中にコンクリート製の仕切りが建てられていて男女別になっている。

湯口は1ヶ所。男女浴槽共用。源泉は内湯と同じだとは思えるが、若干薄いような気がした。あくまでも気のせいかもしれないが。


泉質=単純温泉 PH=5.9
湧出量=記載なし 泉温=81.6℃
<食事>
夕食のみ付いたコースにした。
朝食は登山で早出のためコンビニで済ませるつもりだった。
夕食は値段を考えると豪華で美味しい。焼酎の飲み比べセット(3種)との相性もバツグン。
食後、ご主人に感想を聞かれたが「ロックで飲む自分」と「お湯割りで飲むご主人」とで感想が違うのには笑った。地元の人はお湯割りが主流でありロックで飲む人は珍しいとのこと。


<スメ>
この鰻温泉地区は地熱が豊富で至るところから湯気が立っている。
実はその湯気を活用して蒸し器として生活に活かしているのである。
なので茹でたり蒸したりする場合はこのスメを使えばOK。
実際にうなぎ湖畔さんで出された料理の中にも「スメ」を使って調理した野菜なども出された。
まさに自然の恵み。

翌日は朝から曇り。当初の予定では朝早くから開聞岳に登ろうかと考えていたが、鰻池対岸の山々にはガスが掛かっている。これでは・・・・・と思いチェックアウトを遅らせる。
結局、チェックアウトは7時30分過ぎになってしまった。これならば朝食付きでも良かったかも。
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鰻温泉は開聞岳登山には持って来いの温泉場だと思います。
指宿の温泉も良いのでしょうが、価格を考えると私は鰻温泉を選んでしまいます。
特にうなぎ湖畔さんの内湯は昔からの湯治場の雰囲気が残っていて自分のツボにハマりました。
いつの日になるかわかりませんが、またお邪魔してみたいです。
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17.3.18~19(宿泊)
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