栃木県　高雄温泉　おおるり山荘

那須湯本温泉の温泉神社を左折。急な登りへと入って行く。すると行き止まりに場違いのような大きな建物が現れる。ここが高雄温泉おおるり山荘。会社の釣り好きの方から聞いた限りでは以前、ここは野湯だったらしいのであるがおおるりグループが買収したらしいとの情報だった。今は団体さんがよく利用しそうな山荘（っていうよりもホテル）といった雰囲気。

駐車場もかなり大きい。１００台は止められそう。受付で二人分１,０００円を払い、おおるり山荘の手ぬぐいをいただいて右手奥に進む。すると一番奥に露天風呂がある。男女各々露天２、内湯１ずつある。木造の建物であるが比較的新しい。

＜露天風呂（大）＞
ここおおるり荘の一番奥に位置する。男女別。脱衣所は簡素なもの。木造の棚があるのみ。湯船の大きさは結構大きく２０名くらいは楽に入れそうである。早速、湯船へと入る。温度は温めで自分にはちょうどいい。おそらく３９℃〜４０℃くらいだろう。細かい湯の花が湯の中を舞っている。湯の色は若干の白濁。それほど強くはないが硫黄泉らしく硫黄の香りがする。景色は那須の下界が観えるはずであるが想像していたよりもよく見えない。冬の青空の中での湯浴みであればよく見えるのだろう。お湯を舐めてみるが酸っぱさは感じなかった。しかし硫黄泉の温めの湯。自分にはもっとも合うお湯である。正直、何時間でも入っていられそう。なかなか気持ちがいい。お湯は山形県姥湯のお湯に似ている気がした。濃厚という感覚はなく、むしろあっさりした感がある。

＜内湯＞
シャンプー、リンス、トリートメントと充実している。白濁のこのお湯はなかなかである。温度は４０℃〜４１℃くらい。。硫黄の香りがほのかにする。湯の投入量もなかなかである。露天風呂よりも濃く、まったり感がある。お湯自体は露天よりこちらの内湯の方が気に入った。

＜露天風呂（小）＞
内湯のすぐ外にある。木造で風情があるが駐車場のすぐそばのため落着かない。なので入浴はパスした。

このおおるり山荘。手軽感があり、非常に気軽に入れる温泉である。すっきりしたければ露天風呂。まったりしたければ内湯。那須へ観光に行った際にはこのお湯に入り、すっきりした身体で帰路につくのもいいかもしれない。

那須湯本温泉に温泉神社があります。おおるり山荘二度目の訪問の際に参拝して来ました。現地に着くと意外に空いており車を難なく置くことが出来ました。この神社。思ったより階段が多く、湯浴みの後だと余計に疲れます（笑。しかしこの神社もなかなかのいい場であると感じました。鳥居をくぐると一瞬のうちに場が変わったのがわかりました。神聖な場所特有の凛とした空気というか。と同時にひんやりとした感覚になり登りでかいた汗がひいてきました。参拝を終え、拝殿に向かって右側へ行くと湯本温泉名所である殺生石全体が見渡せます。なかなか不気味です（笑）。しかし何となく草津の殺生河原よりも観光化された感があります。

０７．７．７／０７．７．２８（立ち寄り）

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