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南アルプス縦走から二週間。山が恋しくなりました(笑)
本当のことをいうと群馬に所用があったので、そのついでに山登りをしようかと。
今回は未登頂の皇海山にしました。しかし、ここの登山口に行くまでには栗原川林道という超悪路を進まないといけません。色々と下調べをすると「パンクした」だの「下を何度も擦った」だの「落石でボディを傷つけた」だのロクな感想がありません。
それなのに普通のセダンで挑もうとする馬鹿な自分。ゆっくり進めば何とかなるでしょう(笑)。
登山の事よりもアクセスの方が話題になる百名山ってこの皇海山くらいなのではないでしょうか。
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自宅をPM2:00ころ出発。
当然、渋滞はない。上里SAで吉牛を食べて登山に備える。
PM4:00過ぎ。沼田ICを出る。
暗い中の林道を進むのはやっぱり怖い。なので明るくなってから通過することにした。
吹割の滝手前の信号を右折。とねしんの横を抜け数回の右折を繰り返し、とうとう「栗原川林道」へと突入したのであった。
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やっぱり栗原川林道は最強だった!
今まで通った林道の中でもダントツに走りにくい。
上を見上げると今にも落ちてきそうな岩盤がたくさん点在していて落石の危険はあるし、実際に落石はたくさんあるし、木の枝は路上の真ん中に落ちているし・・・・。
また道の至るところに「林道を走るのは自己責任で」の看板あり(笑)。「自己責任で」。「自己責任で」。間違っても「人のせいにしない」ということですね。
特に「素堀トンネル」手前10分間は走った方が早いと思えるくらいのスピードしか出せない。そのくらい下はガタガタ、ボコボコ。

素堀トンネル通過(AM5:38)
結局、林道走破するのに片道1時間10分くらいかかってしまった。
登山の前にすでに疲れてしまったぁ〜。
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AM6:37 皇海山登山口出発→AM7:28 中間地点(山頂までも登山口までも1.8km)→AM8:11 稜線(不動沢のコル)→皇海山山頂 AM8:59〜AM9:31→AM10:08 稜線(不動沢のコル)→AM10:46 中間地点→AM11:25 皇海山登山口
合計時間 4時間48分(休憩時間含む)
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AM6:00頃。皇海山登山口駐車場到着。
どうやら一番乗りのよう。駐車場の上にある木のかおりの残る水洗トイレで用足し+登山届記入。

きれいなトイレ&登山届記入所
AM6:37皇海山登山口出発。
最初は車でも通れそうな歩きやすい道。そんな道をしばらく進むとようやく登山道に入る。

登山口出発(AM6:37)
傾斜も緩くとっても歩きやすい。基本は沢沿いを進むのであるかマイナスイオンたっぷりのせいか、汗をかきづらい気がする。途中、何度か渡渉する箇所もあるが石を伝って進めば、余程運が悪い人以外は足を濡らすことはない。

歩きやすい道(AM6:46)

沢沿いの道(AM7:09)

沢沿いの道を進む(AM7:18)
AM7:28 山頂まで中間地点到着。
中間と言っても距離であり、標高差ではない。

中間地点(AM7:28)
ここからが段々と傾斜がきつくなっていくのであるが前半は小さな岩ゴロゴロ道。そこにはチョロチョロと水が流れており、ちょうど沢の中を歩くような状態。

チョロチョロと水が流れる涸れた沢(AM7:47)

チョロチョロと水が流れる涸れた沢(AM7:53)
それが終わると樹林帯の急登。実はこの急登がこの登山の核心部と言っても過言ではない。かなりの急登でしかも硬い砂地のため足を固定するのが困難。キックステップして登ろうとしてもつま先が入らないため、超ガニ股歩きで備え付けられている頼りないロープを補助的に使ってゆっくり登る。

画像では非常にわかりづらい登り辛い道(AM8:07)
それを登り切り、しばらく歩きやすい急登を進むとようやく稜線に出る。
ここが不動沢のコル。AM8:11。
このコルからは鋸山の雄姿を見ることが出来る。

不動沢コルから見た鋸山
稜線に出たとは言えどもここからも樹林帯の登りを進む。しばらく進み倒木帯付近を通過するが、そこから見た景色がこの皇海山登山の中で一番の絶景を拝めるポイント。なだらかな稜線を持つ赤城山やすぐ横にある鋸山がきれいに見える。

倒木帯から見た赤城山など(AM8:28)

大きな稜線が赤城山
ここからも急登はあるが稜線に出る手前のそれよりは数段は楽。一応、ロープが垂れ下がっていたり補助的なものはあるが使わなかった。それよりも木を掴ませてもらいながら登った。その方が安心だった。

ロープが垂れ下がっているところを登る(AM8:45)
急登が終わり平らな場所に出ると結構大きな青銅の剣に出会う。
ここまでくれば山頂まではあと少し。

青銅の剣を通過(AM8:57)
AM8:59 皇海山山頂到着。
山頂は意外と狭い。20畳くらいしかないかなぁ。
山頂からの景色は木・木・木。無理をすれば木々の間からかろうじて絶景を拝むことが出来るが、覗き見するようにしないと無理。

山頂を正面から

山頂を奥から
山頂には我々より遅く出発して早く山頂に着いた諏訪からいらっしゃった方が既にご飯を食べていた。
この方も百名山を目指しておりペースもほぼ我々と同じようである。
かなりの健脚で、このあとは本日二座目の男体山を目指すとのことだった。間に合ったかなぁ〜。
AM9:31 下山開始。
膝に爆弾?を抱えているためゆっくりムーンウォークでゆっくりゆっくり進む。
その甲斐あってか痛みはほとんど出ずに下山出来た。

山頂→不動沢のコルの稜線で見えた鋸山(AM9:50)

登りで苦労した急登を上から(AM10:18)

登りで苦労した急登を上から(AM10:20)
でも行きに苦労した不動のコルやや下の急登を下りるのはやっぱり神経を使ったかも。

涸れた沢を下る(AM10:35)
AM11:25 下山完了。
ほぼ標準タイムでの下山なのでかなりゆっくり。でも膝を壊すよりはずっとその方がいい。
ここから帰るのが、また大変((T_T))。
林道を抜けるのにやはり一時間以上かかってしまった。

栗原川林道の一風景
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皇海山。登山の苦労よりもアクセスの苦労の方が数倍も上です(笑)
そう言った意味では面白い山かもしれません。
今回の山旅は何とか運よく我々も車も無事に帰ることが出来てホッとしています。本当にありがたいことです。なかにはパンクしてしまう車も多々あるらしいので。
ほとんどハイカーさんは百名山でなければきっと登らないだろうと思います(笑)
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