群馬県 白根温泉 加羅倉館

ここ白根温泉加羅倉館。国道120号線沿いにあり、特に今回のように下りで通った場合はスピードがついているため非常に見過ごし易い。

ここは由緒ある温泉?のようだ。昭和27年に今上天皇が皇太子殿下であった当時、ここに宿泊されたらしい。またその宿泊された部屋もそのまま今も残っているとのこと(浴場横の別館二階)。

本館で入浴料二人分820円を払い、国道を渡った別館の横にある浴場へ。ここの浴室は半地下?にある。どうやら源泉から湧き出た温泉を動力を使わずに浴槽へ引き込むためらしい。

脱衣所はかなり大きい。20人くらいは楽に入れる大きさである。そして浴室へ。湯船もかなり大きい。やはり20人くらいは同時に入れそう。正面にはうたせ湯のように2mくらいの高さから源泉を落としている。浴室は全面白のタイル張り。
さあ、湯船に。う〜うっ熱い。源泉口から一番離れた手前端に入ったがそれでも熱い。それでも何とか肩まで浸かった。お湯は無色透明。味も感じない。若干の石の香りがする程度。非常に特徴のないお湯である。ただ自然湧出の源泉がドバドバと流されているためお湯が非常に綺麗である。肩まで浸かると段々と身体が慣れてきたようだ。結局、5分は浸かっただろう。その後は半身浴と全身浴を繰り返すが、やはり熱いため15分でギブアップ。逆上せる前にさっさと上がる。

しかしこの温泉、何だかお湯にパワーを感じる。単純泉であるため何の特徴もないが浴室の扉を開けた瞬間からパワーを感じていた。お湯で癒されるだとか身体が軽くなるだとかそういったことではなく。いったいこれが何だかは全くわからない…。圧倒感とでも表現すればよいのだろうか。なのでそれが何なのか掴みたくなった。
07.5.13(立ち寄り)
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