熊本県 奴留湯温泉
以前からずっと入ってみたかった温泉。温泉マニアの間でも非常に人気が高い。
湯小屋自体はコンクリート作りの近代的な印象。ワクワクしながら入口にある料金箱に200円を入れる。男性用は左、女性用は右となっていた。


脱衣所は大きくなく3人くらいでいっぱいになってしまう大きさ。

サッシの扉を開けると・・・・・。かなりの量のお湯が掛け流しされており、その流れるお湯の音が妙に心地よい。そして上品な硫黄臭がほんのりと鼻から抜ける。

掛湯をし手前の大きな浴槽に浸かる。いや〜あ。極上湯です!!。今までで浸かった直後に素晴らしいと思える温泉も数少ない。体感温度は36℃〜37℃くらいだろうか。浴槽の下は大きな石が敷き詰められており、その石の下からお湯が投入されている。一見、足元湧出かと思いきやそうではないらしい。でも足元から投入するってことは空気に触れないため新鮮湯そのもの。飲泉(舐める)してみるとほんのりと硫黄臭が抜ける程度で結構、飲めそう。

しばらく浸かっていると体には無数の泡が付いてくる。




入って奥の小さな浴槽が加熱浴槽。手前の大きな浴槽が源泉掛け流し浴槽となっているようだ。
カランが三つくらいあるがシャワーはない。しかし、これだけの量のお湯が掛け流しされているのであれば浴槽からお湯をすくって使ってもよいだろう。

ひとつだけ欠点をあげると浴槽が深めのため、姿勢よく(背筋を伸ばして)座らないと水面が顔まできてしまう。

でもそれ以外は文句の付けようがない極上湯。このお湯に毎日入ることが出来る、地元の方はいいよなぁ〜。



しばし堪能していたが、同行者が気になり、約10分であがる。あがって手を触るとお肌はスベスベ。


※実は湯布院からの帰り道。お名残惜しいのと同行者にもぜひこのお湯に浸かってもらいたくて再度、寄ってしまった。今度は湯小屋裏にある駐車場に車を止めて。
男性風呂は自分を含めて終始2〜3人は入っていた。地元の方もいれば湯めぐりの方も。


ここのお湯の質感は山梨県佐野川温泉のそれにかなり似ていると思った。どちらも大好きな温泉。

またいつの日か、再訪したいです。・・・・・・いますぐにでも行きたい〜。





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11.5.3