今回、やっと訪れることの出来た温泉。久しぶりのガツン湯にKOされるのか、非常に楽しみでした。
久しぶりの青春18きっぷの旅。宿泊先の咲花温泉に向かう前にちょっと寄ってきました。
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新津駅から商店街を抜けて10分くらい進むとベルシティというスーパー?がある。そこを過ぎて100mくらい行くとご丁寧にも「新津温泉」の看板がある。そこを左に入るとお世辞でもきれいとは言えない「新津温泉」が現れる。


下駄箱の前でおばあさまに400円を払う。 何処から来たのか聞かれたので「さいたまからです」と答えたら、横にいたおばあさまも一緒になって驚いていた。
高齢なのにもかかわらず、管理人のおばあさまが浴室まで案内してくださった。
湯小屋は建物の一番奥。

脱衣室は意外に大きくて脱衣棚もたくさん。結構、混むのだろうなぁ。

実際に自分が入湯している間も貸切状態になったのは1分くらい。これもたまたまかもしれない。
時には大人4人がさほど大きくない浴槽にところ狭しと譲り合って浸かっていた。
浴室の扉を開けた瞬間からなかなかの石油臭。念願のご対面といった気分。 掛け湯を入念に行い、入湯。
しかし実際に浸かってみると思いの外、石油臭がきつくない。構えて行ったせいもあるのだろうか、意外に優しい攻撃。


体感温度は41〜42℃くらい。若干、濁ったお湯。
少しとろみがあるようにも感じた。また浴槽の縁は意外と滑る。きれいにされているが、泉質がそうさせているのだろう。
マッタリ系のお湯で意外とリラックス出来る。マニアには極上湯の何者でもないだろうと思う。
自分は心の中で『こりゃ、すごいね〜』と何度つぶやいたことか。
飲泉してみると石油臭よりもしょっぱさがかなり主張している。また投入口から流れ出る源泉は意外とぬるく間違いなく40℃を下回っていると思われる。
浴槽の方が温度が高いって????ちょっと不思議。一応、浴槽を隈なく点検するが、お湯を吸い込んだり出したりする箇所は見当たらず。
温度調整しているのか、自然任せなのかは定かではないです。

これはクセになるなぁ。
しばらくまったりしたい気分ではあったが、この手のお湯が苦手の同行者がすぐそばにあるベルシティで待っていることだし、10分程度の湯浴みで上がってしまった。
上がった後も衣服は石油臭が意外と残る。これがまたス・テ・キ(笑)
それから保温性もバツグン。この後もしばらく、寒い新津の街を歩きましたが体が火照っていました。
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泉質=ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉 PH=7.6
湧出量=20L/min 泉温=44.7℃
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久しぶりにお湯に攻められました。さすがは石油の街『新津』の温泉です。
今の気分はやっと入湯出来たという満足感とまた入りたいという欲望がハーフハーフです(浅田真央風)。
この温泉はお風呂に入っている時だけではなく上がってからも楽しめるのが、また素晴らしい。しっかりと洗濯をしないと、その時に着ていた下着が『石油の香り』でいっぱいになると思います。
自分に縁のある新潟ですし、ぜひ再訪したいと思います。
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