島根県 有福温泉 よしだや



PM3:00。有福温泉到着。この日宿泊予定のよしだやのチェックインはPM4:00から。なので周辺を散策する。山奥にある温泉街のため各々の旅館が山にへばり付いているようなふうに見える。早速、共同浴場の「さつき湯」と「やよい湯」を見学。入浴しようとも考えたが、カラスの行水ではお湯の感想なんてわからない。なのであくまでも外観を見るだけに留める。
 

少し早いPM3:40。よしだや着。有福温泉のシンボル的存在の御前湯の上に位置する。玄関は和風の造りでなかなかの雰囲気を持っている。今回は一番安い部屋(といっても1人/13,800円)なので三階の部屋に通される。いやあ〜。最悪の部屋でした。畳は擦り切れていて何となく汚い。トイレは共同で、しかも男女共同。それだけではない。和式便所なのである。こんなの今時、湯治場でしか出会えないだろう。
 
夕食はPM6:00から。一階にある別部屋で食べる。鉄板で焼いて食べる牛肉が美味かった。世間一般的に美味しいと言われている霜降り肉ではないが、やわらかく肉の味が上品だった。
結局、このよしだやのお風呂には到着後すぐと翌朝に入ったのみ。自家源泉とのことで楽しみにしていた。お湯は悪くないが浴槽の換気があまりよくなく、入った瞬間から、まるでサウナに入っているのかと思ってしまうほどじめじめしている。浴槽もあまり風情が無い。もう少し考えてみては?と思えてしまう。温度は若干熱めで43℃くらい。
 

一階ロビーにはセルフサービスのコーヒーがおいてある。夕食後とチェックアウト前に利用させてもらった。サービス自体は嬉しいサービスだが、チェックイン時に何のアナウンスもなく、たまたま階段で若女将とすれ違った際に、このサービスを教えていただき知ったのであった。仲居さん、一体何やってるの?説明くらいしてもいいんじゃない?

朝食はAM8:00からにしてもらった。夕食と同じ別部屋にていただく。ここでも最悪だった。席に着くなり、メインディッシュ等がない。すぐに持ってきてもらえるのかと思いきやそうではなかった。仲居さんが「少しお待ち下さい。その間、ここにあるものから食べていて下さい」だってさ。朝食なんてものの5分で済んでしまうもの。なのに10分も待たせて、しかも食べててくださいとは何事か?案の定、メインディッシュは全て食べ終わってからいただくことになった。だったら、素直に「大変申し訳ございませんが、しばらくお待ち下さい」って言ったほうが全然いいと思うが。
 

このサービスでこの値段とはいかがなものか?もう二度とここよしだやに宿泊することはないだろう。
TOP    入湯リスト