第30回 外秩父七峰縦走ハイキング大会
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昨年、同行者と一緒に参加してギリギリゴール出来ました。
しかし、それは竹沢コースからで今回は小川町からのコースで完歩したい。そう思うようになりました。同行者は昨年参加してマナーの悪い人の多さにゲンナリ。そんなことで今年は自分ひとりでの参加となりました。

でも会社の先輩・後輩も参加しているため一人と言っても時折、皆さんと「今どこですか?」などメールでやり取りしているため、感覚は一人ではない。何だか不思議でした。

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小川町駅受付出発 6:41→不動の滝 7:32(この後、鎖場通過まで大渋滞)→官ノ倉山CP 8:26→和紙の里 9:03〜11→萩平丁字路 10:21→笠山CP 11:37→堂平山CP 12:16→剣ヶ峰CP 12:25→白石峠 12:38→定峰峠 13:25〜37→大霧山CP 14:33→皇鈴山CP 15:44→登谷山CP 16:09→寄居鉢形城公園内ゴール 17:39

徒歩時間(休憩・渋滞・トイレ時間全て含む)10時間58分
※今年は最後まで渋滞多し 参考になるかどうか・・・・・・


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自宅から始発電車で向かっても小川町に着くのは6:28になってしまう。東武鉄道始発に合わせて6:00から受付開始を行っているようだが、これに間に合わせるためには前泊か車か。
小川町の駅に降りると昨年よりも明らかに人が多い。改札に向かうのも一苦労。

         小川町駅到着直後のホーム

改札を出ると昨年にはなかった受付を待つ行列。100mくらいはあっただろうか。
しかしそれほど待つこともなく、比較的スムーズに受付を通過。


6:41 小川町駅出発。
駅のトイレが混んでいたため、少し進んだところにあるコンビニに寄り、買い物ついでに用を済ませる。
昨年は同行者と一緒に東武竹沢駅からスタートしたが、今年はひとりのため小川町駅からのスタート。

           小川町駅出発(6:41)                    一般道を歩く(6:59)

一般道を過ぎ、登山道らしいところに入ると不動の滝というところがある。実はここから少し進んだところから大渋滞。結局、官ノ倉山CP少し手前の鎖場までこの渋滞は続いた。
※鎖場といっても三点支持を必要とするものではなく、むしろ鎖も必要ないほど。初心者は竹沢コース(Bルート)から行くように促さないとこの渋滞はますます悪化しそう。

             渋滞中(7:34)                      鎖場直下の渋滞(8:10)

鎖場を通過し、石尊山山頂を過ぎると竹沢コースとの合流点でもある官ノ倉山CPを通過する。しかしスゴい人(笑)。


             石尊山山頂(8:18)                    官ノ倉山CP通過(8:26)

一旦、一般道に出てしばらくコンクリート道を進むと和紙の里へと到着する。ここのトイレはそれほど混んでおらず数分待つと用を足すことが出来た。

        和紙の里へ向けての道(8:49)                  和紙の里(9:03)

思いがけない渋滞のため、ゴールが危うい(18:30締切)。ナント昨年よりも通過タイムが遅いのである。確か昨年は最後、ペースアップをしてギリギリのゴールだった。しかも、この人の多さだとこの後も渋滞箇所が多々ありそうだし今年はひとりでの参加だとしても、このままだと本当にヤバイ。

ここからは本気を出して早く進めるところは早く進むことにする。頭の中は田中陽希グレートトラバースのテーマ(笑)。自分を抜く人は一人もいない。時折、自分を抜こうとするおじさんが数人(何故だかみんなおじさん)いたが、5分くらいするとすぐにバテて引き下がる。

          和紙の里出発(9:11)                   下の里をみてなごむ(9:27)


           また渋滞(10:01)                    花になごまされる(10:17)


            萩平丁字路(10:21)                  笠山への道(10:49) 渋滞中 

係の女性に伺うと笠山への登山道は混んでいるらしく、昨年も渋滞に巻き込まれた経験から迂回ルート(車道)を歩いた。
ここで面白いハプニング。
しばらく登って行き、目の前に白い物体が落ちていたため拾ってみると何とスマホ。近くに係員はもちろんいない。仕方がないからそれを持ってダッシュで持ち主を探すことにする。
何人かの人に声を掛けながら登って行き、そして・・・・・・。ある若い女の人が「私のだ〜。どこにあったですか〜?」だって(笑)。
まあ、見つかってよかったっす!・・・・・・でもかなりペースを上げたから疲れた(笑)
だけどね。リュックに安っぱいカラビナ(失礼)で引っ掛けておくだけでは不十分です。口の閉まるところに入れて、出来ればさらにジップロックなどの袋に入れて防水もして持ち運びましょうね!


笠山山頂へ向けても渋滞。もううんざりだよ〜。

        笠山CPへ向けて渋滞中(11:08)                 笠山CP(11:37)

笠山CP 11:37通過。止まっている暇はなく通過。

一旦下り、堂平に向けての登りでまたまた流れが滞るが、ゆっくりゆっくり流れて12:16に堂平山CP到着。

         堂平から見た景色(12:10)                    堂平出発(12:16)

トイレ休憩でもしようかと思ったが、大行列。なので諦めて栄養補給だけして出発。

ここからは少しの間、人は少なくマイペースで進める。

12:25 剣ヶ峰CP通過。この頃から雨がポタポタと・・・・・。強くはないが心配。

           剣ヶ峰CP(12:25)                  白石峠に向かう登りづらい階段(12:26)


            白石峠(12:38)                    急登だとすぐ渋滞になる(13:02)


          定峰峠手前の絶景(13:20)                   定峰峠上(13:24)


定峰峠(13:25)に着くと・・・・。もう○○が破裂寸前(笑)。堂平からずっと我慢してたから。
トイレには10名くらいの行列はあったが、素直に並ぶことにした。


すっきりしたら急に炭酸が欲しくなり定峰峠の茶屋でCCレモンを買う。ウマい!!!!


        定峰峠(13:25)                   旧定峰峠へ向かうが人の多いこと(13:38)

時計を見ると
昨年の通過タイムを上回っていることが確認出来た。今後も予期せぬ渋滞があるかもしれないため油断は出来ないが、少し安心。


          大霧山への登り(14:08)                  大霧山への登り(14:27)


          大霧山山頂(14:33)                   大霧山からの下り(14:34)

大霧山へ着くまで雨が降ったり止んだり。レインウエアを着たり、ザックカバーを付けたりと本格的な登山をしている感覚にもなる。
しかし、徐々に天気が回復してきているようで空が明るくなってきている。

        秩父高原牧場に向けて(15:00)                 二本木峠(15:28)

結局、秩父高原牧場付近でこの日で最も強い雨に降られたが、それからの空は薄曇りへと変わっていった(*^^)v
でも、秩父高原牧場でアイスクリームを食べようと思ったけれど・・・・・・行列で諦めざるおう得なかったのです(泣)。


         皇鈴山への登り(15:41)                    皇鈴山山頂(15:44)


    登谷山へ向けての下りから見た景色(15:51)     登谷山山頂へ このコース最後の登り(16:00)


昨年、時間制限で粥新田峠でリタイヤした大学の先輩でもあるYさん。自宅も遠いため小川町に到着するのがどうしても遅くなってしまう。元々トライアスロンをやられているので完歩する体力は十分にある。
なので今回は東武竹沢駅からのスタートし、完歩を目標にされたようだ。

メールでのやりとりで自分のすぐ後方にいることがわかった。大霧山付近では5分差くらいであったので、一緒にゴールしたいと思っていた。しかし、ゴールに近づくと意外と差は開いており、自分の約3km後方を歩いていることがわかった。
申し訳ないが、ひとりでゴールすることにした。

           登谷山CP(16:09)                        ゴール直前(17:38)

17:39。無事にゴール!
今回は本当に疲れた〜。渋滞でロスした時間を埋めるためにかなり飛ばしたから。

先輩のYさんも約40分後に無事にゴールした。
Yさんのおごりでビール&フランクフルトで乾杯したのであった。

            ゴール(17:39)                    完歩証明書と完歩記念キャップ

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昨年、初めて参加させていただき無事に完歩することが出来ましたが、いやな思いもしたために今年の参加はどうするか少々悩みました。
同行者は不参加。自分も考えたあげく会社の先輩・後輩が意外と多く参加されることがわかったため、今年の参加を決めました。

昨年も思いましたが東武鉄道さんには本当に頭が下がる思いです。無料でこのイベントを開き、参加賞と完歩賞も用意。そして大きな事故もなく30回も運営されています。これってスゴいことだと思います。


今回は毒を吐かせていただきたいと思います(笑)。
昨年いやな思いをしたと書きましたが、今年もやはりマナーの悪い方が多かったです。
自分が今回出会って危なかったことを書きます。

1.持参禁止と言われているストックを使用し、しかも先端には保護キャップを付けていないおばさん。
(ストックを脇に挟んでポケットやリュックを漁る癖があるのか、二回ほど自分の顔に先端が当たりそうになりました。うち一回は眼球の前にストックが来ました)

2.急坂を下っている時、道幅が狭く前も詰まっているため、ゆっくり下っていると大柄のおやじ?が自分を抜こうとした。前が詰まっているにもかかわらず何故?。強いて言えば前の方と少し間隔を空けていたのが気に食わなかったのか?(ピッタリくっつくと自分が転んだ場合に下の方の足にタックルしてしまうでしょ?)。
その際に落石を起こし、自分のかかとに石が当たった(意外と大きな石だった)。

以上の二点については本人にも強く注意させてもらいました。

他にも渋滞中の追い抜きは当たり前。みんな、我慢して待っているのに。しかもコース外の道を歩くのも平気。これらは「みんな高年のじいさん」。装備を見て大体わかりますが、決して山登りのベテランではない高年じいさんだと思われます。その反対に若い人は皆さん、本当にマナーがいいです。
※数年前、定年退職された大先輩は今回、二年越しで完歩しました。その方は日本百名山完登されている山のベテランさんです。この方は上記のようなことは絶対にしないです。


これらは東武鉄道さんには迷惑な話で「ごく一部の心無い人」の行動が残念な気持ちにさせているだけなんですけれどね。

今のところ来年の参加は微妙です。
いやな気持ちになりたくなかったら、「参加しない」という選択しかないと思いますので。

※埼玉で育った人間としては秩父の峰を思う存分歩くことが出来る大会というのは魅力であり、また嬉しくもあります。出来れば身体が続く限り、東武鉄道さんが開催して下さる限り、参加したいというのが本望ではあります。


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15.4.19
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