群馬県 万座温泉 万座亭
四阿山、草津白根山と一日に二山登ったのは初めてです。とはいっても北アルプスや南アルプスを登るのとはわけが違うので、疲れはさほど感じません。むしろ心地よい疲れがあります。

このまま帰るのはもったいない。さあ、温泉です。しかし時計を見るとPM4時過ぎ。日帰り入浴が終わっている施設もあります。そんな中で未入湯の「万座亭」がまだ日帰り入浴を受け付けていたのでした。どうやらPM6時までのようでした。

受付で一人/1,000円を払い中へ。結構なお値段ですね(笑)。階段を下りると「白鐵の湯」という名の浴室が男女別にあります。やはり、この時間ともなると宿泊客もチェックインされている方々が多いはず。浴室はかなりの人です。

さすがにきれいな脱衣所です。


まずは内湯です。
浴室にはカラン・シャワーが6基あります。シャンプー・ボディーソープも備えられています。でもボディーソープは意味がないはずなんですがね・・・・・。気休めでしょうか。PH2.4のお湯ならば石鹸を使わなくたって雑菌は死滅するんだから。それとも硫黄臭の臭い消し?・・・・う〜ん。もったいない(笑)

浴槽は木製でとっても風情があります。浴槽の大きさは8〜10人も入れば満杯です。お湯は思いのほか白濁はきつくありません。やや濁っている。そんな感じです。体感温度は42℃くらい。お湯の投入量、浴槽の大きさ、そして万座温泉の源泉温度を考えるとかなり加水しているのではないかと思われます。万座らしい濃い硫黄泉の感覚は感じられません。しかし湯口でお湯を舐めましたが、やっぱり酸っぱい。歯が溶けそう。
万座という先入観がなければ十分いいお湯だとは思いますが、自分は万座温泉への期待値がかなり高いので・・・・・。





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続いて露天風呂へ
まず景色がいい。ちょうど万座スキー場を眺めるように作られています。浴槽は大きく15人くらいは入れそうです。お湯の体感温度は湯口のそばでは43℃くらい、遠くでは40℃くらい。お好きなところへどうぞ状態です。お湯の色は濃く白濁そのもの。そのため露天風呂については加水も少なめなのかもしれません。もしくは浴槽の大きさに対してお湯の投入量が多くないのかもしれません。これについては酸性度の強いお湯なのでそれほど心配するほどでもないのではと思ったりしてます。意外とここのお湯は大変に気に入りました(*^^)v。トロ味まではいきませんがまったり感を感じることが出来ました。標高2,000m近い凛とした空気の中、ゆったりと白濁の硫黄臭の強いお湯に浸かる。何て幸せなひとときなんでしょう。「自然のエキス注入」とでも表現すればよいでしょうか。とにかくこの硫黄臭さが自分にはたまらなく好きなんです。

約1時間。ここのお湯を楽しませてもらいました。




久しぶりの万座温泉。なんだかんだ言わせてもらいましたが名湯地帯には変わりありません。何度訪れてもいつも体中、硫黄臭さが消えないうちに帰宅となります。しかもその時に着ていた服が硫黄臭くて落ちなくなるんです。

でも・・・・・それがたまんないんです(笑)



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12.10.13(立ち寄り入浴)