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所用で水上方面に行くことがあり、せっかくなので温泉に少しだけ寄ってきました。以前から気になっていましたが未湯であった川古温泉に立ち寄り入浴してきました。
水上からは県道を猿ヶ京方面に向うが、思いのほかいい道。山道であるが舗装されたすれ違いの出来る走りやすい道。難なく川古温泉に到着することが出来た。
フロントで入浴料1,000円/1人を払い、中へ。エレベーターで一階下がったところが浴場。
手前から女湯・男湯・混浴となっている。

浜屋旅館を川に架かる橋の上から 浜屋旅館玄関前

浴室前 男性用脱衣所
<混浴風呂(内湯)>
造りは男湯内湯とほとんど変わらず。写真撮影のみで終わる。なお混浴用の脱衣所もある。でも着替えるのって特に女性は大変だろうなって思う。

混浴内湯 混浴内湯
<混浴(露天)>
ここ川古温泉の名物といってもいい浴槽。混浴用脱衣所からだけでなく、男性用・女性用の脱衣所からの入浴も可能。またゆゆぎ着用OKのようでここ浜屋旅館のフロントでも売っていた。
大きさはかなりあり、30人ぐらいは一度に入れるのではないかと思われる。湯口は二ヶ所。並々と浴槽に注がれている。
無色透明のこのお湯は甘い硫酸塩泉っぽい香りが非常に目立つお湯。ここから近い法師温泉の泉質に近い気がする。体感温度も39℃くらいと長湯に持って来いのちょうどいい温度。
久しぶりの硫酸塩泉っぽい香りに心は満足。ただ、あまり長く浸かっているとやられそう(笑)な気もした。
ちなみに露天風呂手前には飲泉所があり、源泉と湧水の両方を飲むことが出来る。源泉の方はほとんど無味無臭。非常に飲みやすいが若干、のどにひっかかる感覚がある。ひょっとするとこのひっかかりが体に効くのかもしれない。

混浴露天 混浴露天

混浴露天

混浴露天から見える川 混浴露天手前にある飲泉所
<男湯(内湯)>
混浴の内湯と造りはほとんど変わらない。この浴槽はかなり良いコンディションが保たれている。湯口が一ヶ所かと思いきや浴槽の中、三ヶ所からもお湯が投入されている。なのでいつもお湯は新鮮そのもの。浴槽縁から掛け流されるお湯の量もなかなか多い。そのため露天風呂よりも体感温度はやや高く40℃くらいと思われる。
しかし、この内湯はかなりGOOD。硫酸塩泉っぽい匂いは露天よりも強く感じられ、マニアにはたまらないだろう。
でもこのお湯。一見、大人しそうだが、あまり長湯をするとガツンとやられそうな良質なお湯であるという印象を持った。
またびっくりしたことにこの内湯に浸かっていると体毛に細かい気泡が付いていることに気づく。払っても一分もするとまた結構な気泡が体毛に蘇る。露天風呂では感じなかったことだった。このことからも内湯はかなりの良質泉であることが感じ取れる。

男性用内湯 男性用内湯
泉質=カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉 PH=7.9 泉温=39.9℃
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久しぶりの硫酸塩温泉。何だか妙にホッとしました。
またこの浜屋旅館さんには湯治と思われる方も数名見受けられました。ってことはやはり、体に効く温泉だということがわかります。
それに加えて環境も素晴らしく、周りは深い山々に囲まれており、特に露天風呂については森林浴と川のせせらぎを聴きながらの湯浴みとなります。
決して派手さはありませんが、こういう温泉。個人的には大好きです。
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