霧島山(韓国岳)
2012年7月15日。新燃岳噴火が沈静化し、新燃岳火口半径2kmより外の山への登山がようやく解禁されました。またいつ活発化するかわからない火山。ちょうどマイレージが数千マイル失効してしまうこともあり、韓国岳へ行ってきました。
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韓国岳登山口 AM11:53→登山ポスト通過 AM11:59→五合目通過 PM0:34→八合目通過 PM0:52→韓国岳山頂到着 PM1:04→韓国岳山頂出発 PM1:50→五合目通過 PM2:12→登山ポスト通過 PM2:36→硫黄山散策→韓国岳登山口 PM2:52

行動時間合計 2時間59分(休憩・散策時間含む)

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えびのビジターセンター駐車場から数百mほど小林方面へ進んだところに車10台〜15台ほど置けるスペースがあり、そこに止めさせてもらう。トイレはないのでここに来る手前にある丸尾のコンビニで済ませておいた。ちなみにここから一番近い無料トイレは大浪池登山口のであると思われる。えびのビジターセンターにもあるが、ここは駐車料金がかかってしまうから。

天気は晴れ。登山日和。やや黄砂あり?即行で着替えてAM11:53。韓国岳登山口出発。

韓国岳登山口

目の前にはすでに韓国岳が見えているため、普段の登山とは違い、何だか安心。

右の山のピーク奥が韓国岳頂上

AM11:59 登山ポストを過ぎると登山道らしくなってくる。最初は周りの木々の背が高くて見通しはあまりよくはない。また思いのほか、傾斜もそこそこあるため、この季節なのに汗が目に入ってくる。

登山届ポスト





四合目に差し掛かったあたりになるとようやく下界の展望が開けてくる。えびの高原〜白鳥山や頭が平らな甑岳〜硫黄山が一望。

四合目付近から見た白鳥山〜甑岳

PM0:34 五合目到着。ここはかなり平らな場所。韓国岳の山頂付近を間近に捕えることが出来る。またここから先、下界はずっと絶景。



だだっ広い五合目から白鳥山方面を見る

六合目に差し掛かったあたりから徐々に軽石のような岩のゴロゴロ道へと変わり始める。活火山のせいか富士山と非常によく似ている。


PM0:52 八合目を過ぎ、しばらく進むと視界には念願だった「高千穂峰」がドーンと顔を出してくれた。待ちに待った、待ち焦がれた風景だ。何てカッコイイ山なんだろう。感激である。

八合目からしばらく登ったところから見た高千穂峰とまだくすぶっている新燃岳

ここからは正面やや右手に高千穂峰とくすぶっている新燃岳を眺めながら進む。もう急登はない。

韓国岳御鉢の縁を進む


頂上に向けての最後の登り(一番上にある標識が頂上標識)

PM1:04 韓国岳山頂到着。標高1,700m。黄砂の影響だろうか。ややもやっている感はあるが絶景を拝むことが出来た。高千穂峰・新燃岳〜大浪池〜えびの高原〜白鳥山→小林方面。そして韓国岳の空(から)になった火口。これだから登山は止められないなぁ。

韓国岳山頂から高千穂峰を望む

この日は金曜日ではあったが天候に恵まれたせいか、団体、グループのハイカーさんが結構たくさんいらっしゃった。
そして思いのほか、楽に登れたので頂上からの景色を満喫することに。頂上から少し下った場所に座って「高千穂峰&新燃岳」を目に穴が開いてしまうくらいじっと眺めていた。

山頂付近から見た高千穂峰&新燃岳


山頂付近から見た大浪池


山頂付近から見たえびの高原方面


山頂付近から見た韓国岳火口


山頂付近より少し下った所から見た山頂の様子


下山直前に撮った高千穂峰&新燃岳

さすがに標高1,700mに一時間近くもいると寒くなってくる。そろそろ温泉に浸かりたいな。そんなことで・・・・・。

PM1:50 韓国岳山頂出発。
いつものように下りは早い。何故か。同行者は下りが得意だから。

五合目通過 PM2:12。

登山届ポスト通過 PM2:36。

登山届ポスト手前付近から見た硫黄山

あまりに早くてあっけなくって。硫黄山を散策することにする。いわゆる地獄と呼ばれる光景であり、所々に黄色の硫黄が付着している箇所も散見された。しかし、硫黄臭もなく空吹もなかった。

硫黄山内部付近


硫黄山から見た韓国岳

韓国岳登山口到着 PM2:52

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2013年最初の登山がこの韓国岳です。最初に相応しい体に優しい?山でした。登山道についても頂上まで安全かつきれいに整備されていました。標識もしっかりしていますし、決して道に迷うようなことはないと思います。

今回の登山での一番の収穫。それは自分の大好きな山。高千穂峰の雄姿を拝むことが出来たことです。欲を言えばキリがないのですが、出来れば黄砂のない時に見たかった・・・・・。
なのでまた来ます!

※余談ですが、鹿児島空港に到着し、手荷物受取所に向かっている途中にあの超有名な女性登山家「TJさん」とすれ違いました。声を掛けたかったのですが、手荷物がきてしまうので泣く泣くその場から立ち去りました。でもこのことがあったことで「今回の山旅はきっと素晴らしいものになる」って直感的に感じました。

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13.3.15
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