宿泊先の東和楼さんには無理を言って朝食をAM7時からにしていただきました。ご主人さん。ありがとうございます。
AM7:30奥津温泉東和楼出発。空は久しぶりに見る晴天。とっても気持ちがいい。途中、食料を調達した後は院庄ICから中国道、米子道と通り、溝口ICを下りる。ここから観る大山は伯耆富士の名に相応しい雄大な姿。素晴らしい。この山に登るなんて今からワクワクしてくる。ここからは大山を正面に観ながらのドライブ。どんどん標高が上がって行く。
AM9:00。大山情報館下のでっかい駐車場に到着。空きスペースはほとんどなく、なんとかぎりぎり車を置く事が出来た。本当は夏山登山口に最も近い南光河原駐車場に止めたかったのであるが、この時間では置けるはずがない。
AM9:22。駐車場出発。
しばらくは目の前に大山を観ながらの歩行。
AM9:30。夏山登山口から山道へ入る。登山客は多く、階段は少し渋滞したほど。

夏山登山口 登山届BOX
初っ端から適度な高さのある段々道。整備されていて歩きやすい。このあたりはスニーカーでも問題ないほど。

9:43 一合目通過 9:58 二合目通過
一合目〜五合目までは樹林帯を通る、極々単調な道。今年最初の登山にしては全く息が上がらない。また、最初の登山がゆえに牛歩で進んでいるつもりではあったが、前にいる登山者をどんどん抜いて行く。客層が北アルプスとはやはり違う。

10:09 三合目通過 10:21 四合目通過

AM10:34。 五合目到着。このあたりからようやく視界が開けてくる。しかし、樹林帯を抜けきってはいないため、木々が視界を遮っている箇所がかなりある。
五合目からほんの少し登ったところが元谷別れ。ここは通常の夏山登山道と行者谷コースとの合流地点。ここからは崩落して荒々しい雄姿を魅せてくれる大山北壁〜元谷が視界に入ってくる。また遠くにはユ−トピア小屋もはっきりと見える。これぞ大山。時折、雪崩だか落石だかわからないが、「ゴ〜」っという音が耳に入ってくる。

元谷別れ(ここから下へ進むと元谷避難小屋)
AM10:50。六合目避難小屋到着。たくさんのハイカーが休憩をされている。我々は水分補給をしてしばらく下界の景色を眺めた後、すぐに出発。短いが100m程度の雪渓がある。かなり溶けかかっているのでこの雪渓は簡単。つま先キックで進めばグリップはしっかりしてくる。

六合目避難小屋と雪渓

雪渓から下界を見る

雪渓通過地点から観た大山北壁
雪渓を突破すると若干、傾斜がきつくなったかと思われる登り。でも下はきれいに整備されており危険と思われる箇所は一切なし。
AM11:04。七合目通過。ここからは八合目まで登山道が見渡せる。ここから見てもやっぱりハイカーの数は多い。

七合目付近の登山道

七合目から五分ほど登った所から見た下界と登山道

八合目まではもうすぐ
AM11:27。八合目通過。ここから上は比較的平坦な木道へと変わる。

八合目上の木道。左は切れ落ちている。

頂上付近が見えてくる
AM11:37。九合目通過。このあたりからは肉眼で頂上避難小屋を見ることが出来る。意外と近そう。

三角屋根の頂上避難小屋が見える

頂上避難小屋と山頂標識
AM11:47 大山山頂(弥山)到着。
実は自分にはこの登山には特別な思いがあり、無事に頂上に到達できた時には感無量でした。何事もなく無事に登らせていただけたことに心から感謝いたします。今、このHPを作成している最中も感謝の気持ちが自然と湧いてきます。だってもう二度と登山が出来ないのではないかって本気で思っていたから・・・・・(涙)。
本当の最高峰は向こうに見える剣が峰ではあるが、崩落が激しいためここへ向かう登山道は立ち入り禁止になっている。確かに「栄養失調のヤセ尾根」だ。一歩間違えると・・・・・・。当然怖いのでトライはしない。山頂付近は人・人・人。腰を下ろす場所を確保するのもちょっと苦労。

大山頂上標識と手前にある山頂は三角点のある場所。その奥が大山最高峰の剣が峰。

頂上から剣が峰をズームアップ

山頂付近の様子
とりあえず、コンビニおにぎりを食べる。しかし段々と風が強くなってきたせいか、体が一気に冷えてくる。それと今日は帰京する日。あまりゆっくりもしていられない。なので避難小屋でトイレを借りて下山開始。ちなみにこの避難小屋はとってもきれい。トイレも水洗式があるのには驚いた。このトイレは無料で借りられるし、小屋の内部も寝袋と食料さえ持ってくれば十分に宿泊可能。ありがたい限りです。
PM0:11。下山開始。きれいに歩きやすく整備された木道は歩きやすい。これも自然保護のために作ったのだろう。

下山時、避難小屋からすぐの場所から見た木道

もうすぐ九合目

八合目手前で観た北壁。迫力あるよなぁ。
PM0:25。八合目通過。やっぱり下りは早い。同行者は下りが大得意だから。標準タイムをオーバーすることは絶対にあり得ない。

八合目から少し下ったところ

雪渓の手前から観た北壁
六合目手前の雪渓では予想通りの渋滞。ストックを持たず靴もスニーカーのような方はかなり苦労して雪渓を下っている。そもそも雪渓はかかとでキックして下りるのが基本であるが、そんなことも知らず、へっぴり腰で何度もコケながら下る人の多いこと。見ていてハラハラする。
実は我々の少し後ろで事件が発生したようだ。老夫婦の奥さんがこの雪渓で50m滑落。ヘリで米子の病院に運ばれたらしい。幸い軽傷で済んだらしいが。雪渓の残っている時期はせめてストックくらいは持参した方がよいのではないかと思う。怪我したらせっかくの楽しい登山も台無しだからね。
PM1:07。元谷別れ通過。ここからは行者谷コースを進むことにする。初っ端から急階段。下りだからいいが、登りだったら息が上がるだろう。しかし元谷へ向かうため北壁を間近に観ながらの歩行。迫力満点!

行者沢コースから観た元谷
この道は一気に標高を下げる。

PM1:26。あっという間に元谷到着。避難小屋の上には雄大で少しだけ怖さのある北壁が目の前に立ちはばかる。谷川岳の一の倉沢に引けを取らないくらいの大迫力。ガスってきたのが少し残念ではあるが、それでも圧巻の景色。思わず、言葉を失い見とれてしまった。またここを流れる川水がとっても冷たくて、火照った顔を洗うと最高に気持ちがいい。

元谷から観た北壁
元谷から先はなだらかな道ではあるが、雪渓は何箇所は残っていた。傾斜も緩く大したことはないが、雪が固まっている箇所があり少し歩きづらかった。
PM1:50。大神山神社到着。早く下山したいがために手を合わせるだけで通過してしまった。

大神山神社拝殿 大神山神社拝殿へ向かう階段
そしてここからは日本一長い石段らしい道を延々と下る。歩いていると確かに長い。なかなか大山寺入り口まで着かない。
PM1:52。ようやく大山寺下の階段に到着。ここから階段を登って大山寺へ行く気もなく、そのまま下る。ここで登山は終了。下りは早くてあっけなかった(笑)。
ここからはジュースを買って飲んだり、のんびりしながら駐車場へ戻る。

大山寺前の参道 駐車場から観た大山
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