阿寒岳(雌阿寒岳)

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今年の北海道の山旅は・・・・・道東です。
9/12〜15の三泊四日にて阿寒・羅臼・斜里と三座を登る予定です。
でも直前の天気予報だと前半は良くないようで・・・・・(泣)。昨年の幌尻同様に真っ白の風景にしか出会えないのか不安いっぱいでの出発となりました。

一泊目はわざわざ羅臼岳登山口である岩尾別温泉地の涯に宿泊をして翌日に羅臼登頂を目指す予定でしたが、天候が悪くて十勝地方の方がまだ天気が良いとの情報から阿寒に急遽変更。

車を飛ばして片道約3時間。長い道のりです。

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雌阿寒岳温泉登山口 8:44→五合目 9:48→八合目 10:27→雌阿寒岳山頂 10:53〜10:57→八合目 11:16→五合目 11:41→ 雌阿寒岳温泉登山口12:28

合計時間(休憩時間を含む) 3時間44分


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         雌阿寒岳登山口駐車場                      雌阿寒岳登山口

雌阿寒岳温泉登山口に着いたものの、小雨が降っている。天気は回復傾向のためしばらく待機。地の涯で変更してもらった朝食弁当を食べる。意外と美味い。

         ホテル地の涯の朝食弁当

待っていてもなかなか天気が変わらず。時間に限りもあることだし出発することにした。


8:44 雌阿寒岳温泉登山口出発。
背筋の伸びた針葉樹林帯を進む。

入山者カウンターを過ぎると登りになる。
とにかく下のコンデションはよくなくてグジャグジャ。連日の雨で泥沼を歩くような箇所もある。

滑る根っこ群を進む(8:51)

傾斜のあるつづら折りの道をしばらく進み一合目、二合目、三合目と過ぎていく。あまり印象に残らない道。

するとようやく木々の高さが低くなり、稜線に出てきたかなぁって思える場所に差し掛かる。

三合目を過ぎて稜線へ出てくる(9:32)

荒々しい涸沢のような場所を過ぎるとハイマツの生える稜線に出る。時折、風の強い時もあるが雨は降ってもミスト程度。傾斜も急登となり、大小の岩ゴロゴロのいかにも火山といった雰囲気。

周囲は相変わらずガスガスガス。下界を見ると一瞬、オンネトーが見えたが晴れる気配はない。

この雌阿寒岳は一合目〜九合目まで標識が建てられているため、精神的にも登りやすい。


四合目(9:37)


五合目(9:48)


六合目(10:10)


七合目(10:16)


八合目(10:27)


九合目(10:42)

九合目までくると完全に尾根に出る。風はなかなか強い。
ここからは少しやせた砂地の尾根を風に吹き飛ばされないように進む。

風の強い山頂手前の稜線(10:49)

すると前方にぽんやりと標識らしきものが。

10:53。雌阿寒岳山頂到着。標高1,499m。

風が強くって何にも見えない山頂付近

達成感だけで感動はない(笑)。とにかく風とガスに仲良くされて周りには何があるのかわからない。晴れていれば絶景なのは想像出来るが。

風も強いし寒いので10:57に下山開始。
予定では阿寒富士を経由しようかと考えていたが、この天気。ピストンに変更。早く温泉に入ろう!

               九合目                               七合目

下りは早い。難しい下りはあまりないため、順調。
途中、登り時に会った何組かのグループがきのこ取りをしていたり。あまり収穫はよくなかったよう。

               五合目                               三合目


12:28 登山口到着。
意外とあっけない登山だった。難しいところもなく、景色は真っ白。

下山後は油臭(笑)に誘われるがままにオンネトー景福さんに立ち寄り入浴をしに行ったのであった。

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以前、オンネトーから観る雌阿寒岳と阿寒富士が素晴らしく、いつかは登ってみたいと思っていました。目標は半分達成しましたが満足はしていません。
いつか、観光ついでに天気が良ければですが再トライしてみたいです。

しかし、北海道の登山道は整備されていて登りやすい。決して自然破壊するような整備をされていないことにも頭が下がります。


帰り際にオンネトーから見た雌阿寒&阿寒富士(全く見えず・・・・・)

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14.9.13
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